「東映じゃけえ、何をしてもいいんじゃ」の言葉を胸に刻んでから観ることをおすすめする。確かにドンブラザーズは型破り・掟破りなスーパー戦隊だ。ここまでやってきたことを数えればきりがないほど。まあそれにしても、だ。
スーパー戦隊の夏映画と言えば強敵とパワーアップアイテム・劇場限定で登場するロボなどがあるが、全くない。というか、そもそも敵などいないのでは？彼らはノリノリで映画に出演し、ノリノリで求められるままに名乗りを挙げ、ノリノリで必殺技を決める。それだけである。誰も困っていないし、悲しむ人もいない。ツッコミもいない。
ただただ振り切れていて面白いだけ！みどころは観た回数だけあるはず。
私はやっと五色田介人がイケメンだって気づきました。
いい題材といい俳優、それにいい脚本家が揃ったときに最大限めちゃくちゃなチャレンジをしてくる東映のことが、大好きだ！！！！！
パンフレットの犬塚翼のところ、小見出しが「イヌからウマへ」でもう面白いから買うことをおすすめします。
