前作越えのアクションは期待通り。格闘シーンのバリエーションの多さも見どころかと。
特に寝技の彼！！すごかった。パンチやキックなら殺陣としてアクションに組み込めそうだけど、寝技はそうはいかないのでは。
どの程度抑え込まれていて、そこからどう移動してどうやって立て直すか何回も同じことができないといけないだろうから相当難しそう。どんな相手も6秒で殺すファブルをかなり手こずらせたところを見ると、よほど厄介な敵なんだろう。
堤真一さんの演技、あんまり意識して見たことなかったけどすごい。裏の顔を持つ人を演じるとき、表の顔は完全に善人として演じる方が簡単な気がするけどちゃんと胡散臭さを残した善人だった。どうやったらそういう味付けできるんだろう。いくら考えてもわからない。
そして長髪美形の殺し屋役に安藤政信さんを選んだ方、ありがとうございます…！
スズキの人間臭さがファブルと対照的で、そこに救いがあった。可愛かった～！対戦相手がヨウコなのも最高。美女にボッコボコにされる美形、良すぎました。
前作ではチュートリアルというか、普通の人として馴染むためにこんな風にしてますよ、というのが笑いを誘うポイントだったが、今作はそこが少なくて少し残念。というか笑い担当をミサキちゃんと社長だけに背負わすのは少し荷が重かったかな。佐藤二朗は好き嫌い分かれるし。
その分、歩けなくなった少女との交流を通してよりハートフルに普通の人に近づいた描写がされていたと思う。てちのスローモーションは生まれ変わり的な演出かな？
最後に、前作の時も思ったけどなんでレディ・ガガ？ずっこけたわ。
