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哭悲/The Sadnessのskywalker14のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
4.4

台湾、ホラー、パッケージ、その感じで何となくクリップした事を後悔するような残虐の限りを尽くしに尽くしたホラー映画でお馴染みの「哭悲」

安易にクリップした時に、「この時、100分(冒頭10分くらい以外が地獄だから90分くらいか)の地獄を見ることになるとは知る由もなかったskywalkerなのであった」というナレーションが流れていた事は間違いない事だろう。

予告編がヤバそうででも観たい、けど怖いという葛藤を抱えて一週間耐えきれず観に行くことに。

わたくしはホラーは好きだけど怖いという、ジェットコースターも怖いけど乗っちゃうし辛いの苦手だけどつい辛くしちゃう、そんなふうに自分を追い込みがちなところがありますが、、、

映画館に向かう足取りがここまで重かったのは生まれて初めてですね。

いや、自らでネットでチケット取って自主的に観に行ってるんだろう!と自分にツッコミを入れながら向かうという。

ところでチネチッタ初めてで安かったからポップコーン🍿セット買いましたがあんなに残したの初めてですわ。

まさに地獄ん中の地獄って感じの映画でした。
ゾンビ映画あまり詳しくないですが知能が低く運動能力が低いのが一般的なとこから、韓国の「新感染ファイナルエクスプレス」で猛ダッシュするようになって、本作ではさらに進化して人間のままの知能で良心を失い攻撃性、食欲、性欲が爆発するという。

しかも恐らく痛みを感じにくくなり恐怖感も薄れるという、強すぎるゾンビ(というかゾンビと呼んで良いものなのか謎だが)が暴れまくるという地獄絵図。

エグさで言うと「ハウスジャックビルド」や「グリーンインフェルノ」を凌駕する程の作品でした。ラストも良かったし。

大統領的な人が会見するシーンはちょい笑えましてあそこで一瞬和んだかも

なんかあのたがの外れたイカれようは電子ドラッグみたいでなんか現実にも起こせなくもなさそうなリアル感がとても怖かったのかもです。
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