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ゴールデンカムイのkoyaのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.4
私は原作の漫画もアニメも全く知らないので、下手に比べたりしないですむので十分楽しめました。

映画は日露戦争から始まります。
そこで「不死身の杉元」と言われ日本に生還した杉元(山崎賢人)
北海道の小樽にいたとき、アイヌの埋蔵金の話を知る。
そしてアイヌの少女、アシリィパと一緒に埋蔵金を探すことになりますが、埋蔵金を狙っているのは杉元だけではありませんでした。

というずっと冬の小樽が舞台になる映画。
かなり埋蔵金をめぐっては暗号となるものが人体の入れ墨だったりかなりえぐいのですが、映像としての美学があって、不快にはなりませんでした。

やられてもやられても、本当に不死身の杉元。
アイヌの描写も丁寧で、少女アシリィパを杉元はいつも「アシリィパさん」と呼ぶのが良かったです。

かなり激しい戦いが描かれますが、これからますますヒートアップ。

まぁ、埋蔵金を狙わなくても、まともな仕事をコツコツやれば杉元の目的は果たせるような気もするけれど、そこは浪漫であり、人間の欲であり、様々な人々が交差します。

玉木宏の悪役ぶりもいいですが、乗馬姿、美しいですね。
舘ひろしもしぶとそうでよいです。
山田杏奈さんのアシリィパもよかったですよ。ふっくらした頬がかわいい。

今後が楽しみ。
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