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ブラインドマン/タイタニックを見たくなかった盲目の男のmingoのレビュー・感想・評価

4.0
傑作。盲目の男の視点で映画が進むから分からないことだらけだが徐々に明かされピントが合わないことにこんなに合理的な映画はない。

ヤニパセプロデューサートークメモ

ペトリさんとニッキさんがどう出会ったのか。親友同士、25年前に兵役で出会った。3年前にテームに電話をかけてよくやく監督になれたんだね、逆に君は良い俳優になれたのかと聞き直した。ペトリは今は眼が見えなくて身体の自由が利かないと、テームはそれでもこの映画は作りたいのか?と聞いた。ペトリはもちろんと。テームはペトリのために短編映画を作る約束をし、この映画のことを聞くとこの映画は未来の映画だなと。点字に込められている想い。ヴェニス映画祭でペトリを連れて行ける映画祭に仕上げることが難しかった。盲人の目線を持ち合わせていなかったので色々知ることからはじめた。撮り終わって編集の段階でなんて未来の映画が撮れたんだろうと思いました。35mmで段ボールと冷蔵庫の足を使ってカメラを自作して撮影。タイタニックをヤニパセさんは8回観てるけど監督は一回も観たことない。ペトリはMSで進行が早いので演じることが出来なくなってしまうなど資金集めが3週間しか無かったためカーペンター好きと言う設定は、大工さんという意味があるので手を使うペトリに合っていると付けた設定。ペトリとテーマはスコーピオンズが嫌いだという共通点があった。誰もが「愛を受ける権利」があるとこの映画を通して伝えたかった。
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