【坊主頭にすると皆一緒に見えちゃう】
サモ・ハン・キンポー初監督作。
(どうでも良い)
お話は、
清朝末期、東南地方では海賊が横行&外国勢力による侵攻も重なり、庶民の生活は困窮…
海賊の主領である主人公蔡炎(ルイス・ファン)は外国勢力とのバトルで裏切りに遭い、ほうほうの体で逃亡。
主人公は坊さんに拾われて、貧困を極める村人との交流を経て正義の心が芽生え始める!
身体を鍛え徳を積む毎日。ある日、自分を裏切った徐昭たちが国宝・「至尊宝印」を略奪し、栄華を手に入れようとしていることを知る。ただひたすら耐えに耐えて苦難を乗り越えた末、正義を抱えて外国勢力等々に立ち向かう…
ストーリーは典型的なカンフー時代劇系で、善と悪の対比も
【幼児、ご老人でも楽しめる分かりやすさ!】
極悪非道に怒る主人公の悪漢退治。
この手の映画としては珍しくレイプシーンや遊郭シーンとか性的な表現が多め(とは言え、たかが知れた程度)
良かったポイント
・さすがサモハン。クンフーシーンは本格的。
(ただし、目新しさはないかな…)
ここはやっぱしダメよポイント
・坊さんは特徴を消す効果があり、【顔が似てしまう】
ですので、主要キャラクターに坊さんが揃ってしまうと、主人公なのかサブキャラクターなのか?瞬時に判別出来ないことから、クライマックスで坊さんに悲劇が起きても
「お?誰ですか!?」
となってしまい心が展開と時差が出来る…
・爽快感の欠如。登場人物に悲劇が多すぎて、終わったものの明るい未来が見えない。しかも、外国勢力は倒せていない…中途半端!せめて根こそぎやっつけろよ!!
オススメはしません。どうしても
【お坊さんが暴れるところ見たい】
方にほんのりすすめます…