梅雨明け間近、幼馴染ふたりの風景と記憶が交錯するパンデミック下のリモート映画 コロナ下、久々に陽が差した梅雨間のある日。那須で暮らす若菜のもとに、東京に住む幼なじみの蓮から電話がかかってくる。インスタレーション制作に必要な那須の写真と音を送ってほしいと蓮から頼まれた若菜は、スマートフォンを片手に那須の景色を集めに行く。那須の木々のざわめき、川瀬の響きが東京の蓮の部屋へと運ばれ、ふたりは過去へと思いをはせる・・・。 第5回池袋みらい国際映画祭 入賞作品
東京都世田谷区に住む高校3年生の秋山耕介。夏休み、家出をした小学校時代の同級生 夏木真太郎は耕介の親が田舎に帰省しているのをいいことに耕介の部屋に転がり込んでくる。性格も正反対で、大して仲…
>>続きを読む田舎町で床屋を営む理容師の高志(山田孝之)。夏のある日、幼馴染で高校時代の恋人・ともえ(中村ゆり)がやって来る。 14年ぶりに再会した二人。あの頃と今が交錯して、会話はどこかぎこちない。「…
>>続きを読むーー18歳、6月、帰り道。 雨の放課後。 慣れないながら、校門で光一を待ち伏せる夏美。 渡したい物があったのに、後輩から貰ったか知らないけど、そんな立派な花束持ってたら渡せないじゃん……。…
>>続きを読むお前も、世間も、ふざけるな アイザック・ニュートンはペストの流行を逃れて田舎に帰り、りんごの実が庭の木から落ちるのを見て、万有引力の法則を発見したらしい。コロナ禍の世界。田舎に帰った芸大生…
>>続きを読むコロナ「禍」が徐々に現実のものとなり、まだ非常事態宣言が出されていなかったころ。 壮年の舞台俳優の大谷は、同じ劇団に所属する草野・良太を伴って川原へと稽古に来ていた。「密」を避けて練習がで…
>>続きを読む中川かなたは14歳の中学⽣。両親の離婚により、転校した学校にも馴染めず⽇々を過ごしている。夏休みに⼊り、かなたはやることもなく⺟・奈保のスナックを⼿伝う毎⽇。そんなある⽇、⺟から「夏休みの…
>>続きを読む実家のクリーニング屋をほぼ一人で切り盛りし、自分の気持ちを人に言えない少女、永子。家の近くの河原でひっそりと物を壊すことで、心のバランスを保っていた。ある日、男が店に持ってきたジャケットの…
>>続きを読む別れることを決めた涼と香。二人に残された同棲解消までの1ヶ月。綺麗事だけではどうにもならない現代社会の中で静かに解けていく中で二人はある約束を交わす。
©︎2020 Kota Nakamura