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「ペタル ダンス」に投稿された感想・評価

tamala

tamalaの感想・評価

3.0
ブクログから転記。
適度にいい年になった大学時代の友人が入水自殺未遂をした友達のところに駆けつける、それに巻き込まれた若い女の子、それぞれの事情を描いたロードムービー。
宮崎あおい、安藤サクラ、吹石一恵、忽那汐里といったいい女優さんが出ているので、なんとなく暗い地味な映像が際立つ。
しかし、見終わったあとに嘘くさい印象が残った。斜めに見ちゃいけない~素直に見れば、女の子っていつになってもこういうカワイイ生き物なのねと...。
石川寛監督の空気感が伝わってくる描写が素晴らしい
4人とも自然体で素敵だ

このレビューはネタバレを含みます

女性4人の心の機微を丁寧にすくいとった、ロードムービー。

演出も最小限に抑えられているらしく、女優たちの会話は、ほとんど素なんじゃないか、と思えるぐらいに自然。
かといって、その辺の女性の会話を聞いている風かというとそうでもなく、女優の演技力と監督の演出が見事にはまった、という感じ。

ジンコ(宮崎あおい)が、固定された指の間から空を眺めるカットが好き。
「何か特別に見えるから」というセリフの通り、その光景は、どこか印象的で、心に残る。

ミキ(吹石一恵)に会って何を知りたいのか、何をしてあげられるのか、という目的で旅をした3人だけど、それぞれにとって収穫はあったように思う。「ありがとう。」ということばだけで、もう十分だよ。

ジンコからの「何を抱えているの?」という原木(忽那汐里)への問いに、思わず涙が出た。一見、今回の旅では部外者のような
立場でありながら、一番救われたのは原木だと思ったから。
彼女が風に乗せて願った祈りは、きっと叶うだろうと思わせるラストシーンもよかった。

なんでか、ずっと切なさが心を占めていて、ちょっと見るのが辛かった。邦画の、ある部分での特徴というのがすごくよく出ていて、
邦画を見る意味みたいなのを、改めて感じる作品となった。
好きな俳優、安藤サクラさんと風間俊介さんが出演しているというので鑑賞。

後から知った石川寛監督の独特な演出方法。俳優にとっては、やり甲斐あるものかもしれませんが、相手役のセリフや行動を知らされないのはどうなんでしょう。プロなら知っている上で自然でリアルな間を作るのが俳優だと思うのですが。
どこからどこまでが即興演出か知りませんが、アドリブと思われるところは、どこかぎこちなく、起伏のないストーリーはノッペリした灰色の曇り空のようでした。

それから四人が絵を書くシーン、風吹く冬の海辺のテーブルでやる意味がわかりませんでした。自分が寒がりなのもあり女優さん達が気の毒で、いつまで海辺に居るん!?冬の海辺なんて長居するもんじゃないよ、と思いながら観ていました。

2014/4/11
電話で聞き返すシーンとか会話がかぶってしまうシーンとか実際の人の会話ややり取りに近い石川監督独特の世界観あふれる映画でした。
私自身の好みには合わなかったですがキャストはさすがで、静かで優しく物思いにふけたいときにオススメしたい作品です。

20220115-008
マグ

マグの感想・評価

4.2
観るのは2度目。
こういう感じ好き。
映像はずっとグレー。
グレーなんだけど鮮やかに見える。

宮崎あおいちゃんとグレーがぴったりだった。
ha

haの感想・評価

-
これから先忘れるかもしれない、瞬間の躊躇いや悩み。そういうもの全部風に乗って海に流れ少しずつ手放していくような。同じ大きさじゃないけれど似た何かを抱えて人は生きているのだという事、この映画を観て気付けたのだった、と8年経った今思い出した。
め

めの感想・評価

-
この人の作品ってなんなんだろう。
どうしてこんなにも音が静かでセリフも少ないのに飽きないんだろう。
その空気に飽きることなく居心地がいいと思わされる。本当に不思議。
セリフを言葉として伝えたいという気持ちが伝わる。好きだ、も良かったけど、私は石川監督の作品が好きなんだと確信した。

あの時、あなたは笑ってた?笑おうとしていた?という言葉が好きだった。
おかり

おかりの感想・評価

4.0
淡々と進んでいく映画
私は結構好きでした。

飛んでいく飛行機に自分の思いを込めるシーンが印象的
れお

れおの感想・評価

4.0
4人の現代女性の心象風景を丁寧に綴った作品。宮崎あおい、安藤サクラ、忽那汐里ら女優陣の役作りも上手かった。
その中でも特筆すべきは、素子役の安藤サクラさんの演技ではないかと思う。また衣装の色が抑制的で作品に気品を与えているのが印象的だった。透明感はこの映画のキーだと思うし、モノラルであるからこそストーリーが引き立っていた気がする。


こころの変化を感性で伝えようとしたもので、映画としてのパンチ力やダイレクトなメリハリがなく、邦画ならではのこころとこころを通わせる演出となっている。
その為に分かりにくく感じたり、女優さんたちが何をしゃべっているのか聞き取ろうとすればするほど聞き取りにくく、そのことが不可思議に感じたりもした。
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