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『生きている。』に投稿された感想・評価

tetsu
3.5
短編集『そういうものに、わたしはなりたい。』の1編として鑑賞。

神社で行われる祭りに現れた謎の男・問屋鉄平。周囲の制止を振りきりながら、暴れ狂う男の姿を追う18分間の短編映画。

ざっくり言えば、"問屋鉄平の説教タイム in 神社"だった。笑

向井秀徳さんによるギター演奏をバックに、神社の石段を駆け上がる渋川清彦さんに始まり、その暴動の一部始終をスローモーションで捉え、そのまま、エンドロール前のタイトルまで、ワンカットで突き進む力作。

神社の石段を登っていく冒頭には、シリーズの第1作『狼煙が呼ぶ』が重なった。

「お前らぁ~!それでも生きてんのか~!」と主人公が叫ぶ言葉が印象的で、刺さる人には刺さるだろうが、前後の文脈があまりにも不明過ぎるので、個人的に唖然とはした。

本気で刺さらない人にとっては、酔っ払いの戯れ言にも聞こえてしまうかもしれない。

ちなみに、劇中では、終盤で松明に火をつけて男たちが階段をかけ降りていく姿が描かれる。

どうやら、この祭りは和歌山県に実在する"おとう祭り"をモデルにしているとのこと。

実際の祭りにも何度か参加した監督が、コロナ禍による開催中止を知り、その思いを映像に残そうと考えたのが製作のきっかけだったそう。

このように、本作は狼蘇山シリーズの他作品と同様に制作経緯こそがドラマティック。

本編は抽象的なため、これから観る方はその背景を踏まえて、鑑賞してほしい。

参考
「生きている。」 | 豊田組
https://www.toyodafilms.net/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B
(公式作品ページ。監督・主演のコメントを読むと、より作品への理解が深まるかと。)

【Next Movie's HINT】
修行物三部作
豊田利晃監督上映イベント『狼葬2022』@京都みなみ会館で鑑賞。

豊田利晃監督・渋川清彦さんの舞台挨拶と切腹ピストルズのライブもあり。
途中から監督と渋川さんも太鼓を担いで叩くという壮大なライブになった‼️
終わったあとに渋川さんは一緒に写真撮影してくれたり、サインにも応じてくれて最高でした。

新作の壮大な予告編で、スローモーションのワンカットを極寒の中で撮影したらしい。
東京で行われる壮大な葬式の日に新作については明らかになるそうだ。
豊田利晃の映像を久しぶりにみた、パーツらしいので予告編的なキャパで視聴。
現代社会のネガを怒りの裏にポジをもってぶつける描写ってあるじゃん、
が、
今作は謎怒りお兄さんが歴史を感じる古典的モチーフ(架空の祭り)に向かって吠え、ぶち壊しの謎行動(非接触へのアンチ?。登壇ではコロナ禍渦中の生きてる?って生存確認の意もある的な話だったが、ポストインターネットの社会に生きる身としては、世代を感じるパワー感あった。失われそうな必要な事とあまりに一辺倒な事

スロー映像に別載せリバーブの超越神感。
ギィンギラギンのぉ 夏の思い出ぇい 魚っ!向井秀徳付きWWW Xにて

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