ざ・鬼太鼓座の作品情報・感想・評価・動画配信

「ざ・鬼太鼓座」に投稿された感想・評価

鬼太鼓座の演奏は素晴らしいけど、常に女性を絡ませる演出など、映画は良くも悪くも加藤泰色が濃厚。
鬼太鼓代表が映画の内容に怒り、長い間オクラ入りしていたのも無理からぬ事。
火山(?)での演奏は失笑、まさか横尾忠則のアイデア?
逆にわざとらしい演出の無い、街中での演奏が良い。
当時として新しかったのだろうが、太鼓に絡む一柳の電子音も今では古臭さを感じてしまう。
A

Aの感想・評価

4.3
ローアングルの必然性が素晴らしい。「桜変奏曲」がお気に入りだけどなかでも水面の下から仰ぐショットがすごく好き。ショット含めて隙がなくフェチズムを感じさせる。あと商店街で太鼓叩いてるシーンで、途中から絶妙なところから赤い風船がふわふわしてるのすごくよくて、演奏が終わったら空へ飛んでいかないかなあとちょっと期待してしまった。
ドキュメンタリーシーンは最後除いてそこまで惹かれなかった(というより演奏シーンの方がすごくよかった)。走り続ける若者たちと彼らの掛け声が妙に残る。
静けさを感じた。
映画館で見れば良かったかなと思ったけど、映画館で見たら寝ていたと思う。
つまらないという意味ではない。

鬼太鼓座のWikipedia見たら結構面白かった。
加藤泰の美学が凝縮でした。ほんとローアングルすぎですよ。鬼太鼓座の太鼓の演奏になぜが一柳慧のビヨーンとかプヨーンとかいう電子音が混ざってなんとも微妙な雰囲気でした。圧巻は火山の大太鼓より、屋台囃子ですかね。座ったまま太鼓を叩くわけですから、足腰腹筋の強靭さが不可欠です。叩いてる人たちの顔がまたいいんですね、苦しそうですが溌剌としています。
ドント

ドントの感想・評価

4.5
 1981年。死ぬかと思った。実際終わってから10分くらい横になった。佐渡で結成された和太鼓集団・鬼太鼓座(おんでこざ)を描くドキュメンタリー、のはずが、監督が加藤泰であったからか、それはもう筆舌に尽くしがたいどえれぇことになってしまった。
 これは鬼太鼓座の演舞を基礎に据えた上でそこから奔放に飛び立ってしまう「映画」である。引き締まった肉体の躍動美と怒濤の笛太鼓のリズムだけでも十分であろうに、ここに不穏なる電子音楽やイメージショットが差し込まれる。肉体・音楽と電子音・イメージが拮抗し戦っている様を、しかし加藤泰は己の美学で無理矢理に束ねてくくってしまう。
 結果画面に繰り広げられるのは悟りの向こう側のような悪夢のような映像で、さらに重ねて「鬼太鼓座メンバーの日常風景」まで挿入されてしまうのだから脳が揺さぶられ彼我の境は溶けなにがなんだかわからなくなる。これは何なのか? ドキュメンタリーなのかプロモ映像なのか劇映画なのか? おそらくどれでもなくどれでもあるのだろう。どうかしている。魂を抜き取られるかと思った。
Yuta

Yutaの感想・評価

4.0
お蔵入りしていた作品。和太鼓は好き。身体が共鳴する。また生演奏聞きに行きたい。
加藤泰なので画面がカッコいい。すごい構図の撮影!記録映画の体らしいけど、演奏場面は特に作り込まれている。MVっぽいし、妙に懐かしい感じ(?)も。主題の鬼太鼓座の音楽が趣味じゃないけど、一柳慧の電子音が要所で被っていて物凄い変な気持ちに。太鼓を叩く男たちの表情、筋肉の動き、肌の質感などフェティッシュギリギリ。
この人達はいま?
とりあえず真顔で太鼓を叩き続ける
筋肉美
映画館で観るべきでしょう

予備知識なしで見たので、ドキュメンタリーとは知らなかった。
映画ではないかな、演劇?ライブを見ているかのよう
兎に角、映像と音楽に迫力がある
確かに画はどれもキマってるけど、それゆえに画の主張が強すぎて音楽映画というジャンルとしてはイマイチかな...と思う。映画というよりはどちらかというとミュージックビデオに近い。ライブのシーンとイメージ的なシーンを交互に見せる感じで、イメージ的な箇所になると美麗な風景をバックに美女が写し出される。ここらへんの感性はもう今のミュージックビデオと変わらない。

鬼太鼓座の打ち合わせ風景や雑談の様子を写したシーンがたまに挟まれるけど、これが全然活きてこないし入れない方が良かったと思う。
走って鍛えてるシーンとか見てるからか、太鼓の演奏がすごい迫力。これこそ身体を見る映画。
あと時間的には少しだけど、女性団員が話すシーンが印象的。
あと最後本当は〜をやるつもりだったという字幕と共に走ってるシーンが良かった
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