2022年99本目。
面白い！
キャストや派手なセットではなく、アイディア一つで面白い感じの映画好きー。
むしろ、最近の邦画が生き残るための正攻法に思える。
１週間を繰り返すタイムループのルールが次第に明らかになっていくまでの流れや演出がテンポ良くて、すごく良い。
全容が判明してからの後半はジャンルが少し変わり、テンポも敢えて抑えめな感じ。ここがある意味賛否分かれるのかも。
それにしても、マキタスポーツの部長像最高やんけ。こういう役めっちゃ上手い。
とりあえず、ハトのポーズやりたくなる。
「ハトのポーズは、この映画を既に見た人と感想を共有するためのプロトコルみたいになってるなぁ」なんて、見終わったあとに考えていたら、入場特典のカードの裏に書かれた竹林監督のメッセージにニヤリ。
竹林監督って「14歳の栞」と同じ監督やん。すげぇ。
個人的にはタイムループが発生している現状を直属の上司にエスカレーションしていく形式が斬新で笑った。
"タイムループの軸となる人物" と "作品の主人公" が一致しない作りなんて、この映画一番の発明に思える。
吉川さんめっちゃ有能だった。
繰り返す日々の中で、徐々に見た目のコンディションが良くなったり、悪くなったりする様なんて、「さすが女優さんだなぁ」って思った。
