じゅ

イントゥ・ザ・ラビリンスのじゅのネタバレレビュー・内容・結末

イントゥ・ザ・ラビリンス(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

いやいかつ。サマンサとバニーの件だけで十分おもろかったぞ。もう一個ずっとヴァスケスの物語を見せられてたとは。

老後の楽しみで地下に穴掘るとかアンクル・ジョンことジョン・J・ランボーかよ。


13歳の少女サマンサが誘拐される。
いくらか時を経た後、病室でひとりの女性が目を覚ます。向精神薬でしばらくは記憶が混濁していることと、そして彼女は誘拐されて15年後に救出されたサマンサであることが告げられる。
病室でグリーン博士を名乗る男が聞き込みを続ける一方、私立探偵のブルーノも独自に調査をしていた。警官すら失踪する世の中、"辺獄"こと失踪者担当の課の協力を得て、ウサギ男の目撃情報やウサギが関係する他の失踪事件を手がかりに、誘拐犯"バニー"を追う。調査の途中、腹を刺されてサマンサと同じ病院に運び込まれた男が"バニー"であることを突き止め、男が再びサマンサを誘拐しに現れたところを取り押さえる。
一方、グリーン博士の聞き込みを受けていた女性は一人になったタイミングで病室を抜け出す。すぐ外には自身が捕らわれていた迷宮が広がっている。彼女はサマンサでなく、失踪した警官のヴァスケスだった。命辛辛迷宮を抜け出し、1年ぶりに陽の光を浴びる。

こんなかんじだったっけか。ちょっと要所要所展開がむずくてちゃんとわかってないかも。


悪魔とかの超常的な何かが関わってるもんかと思ってた。なんとなく終末的な世界観とか、火がなんか象徴的に使われるかんじとか、冒頭のサマンサのバンへの引き込み方とか、ロビン?(サマンサの誘拐犯)が幼少期に預けられた施設のばあさんの残像感とか、手放した方がいいという冒涜的なモチーフがこっそり散りばめれた絵本とか。ぜんぜんそんなことなかったわ。

てか冒頭からして山道の向こうに見える街並みの違和感は何だったんだろう。なんかめっちゃ好きなかんじの気味悪さがあったんだよあ。
てか、ロビン・バッソが幼少期に誘拐されて帰ってきた後に預けられた元施設のすぐ横で火事になってた?状況がカッ飛びすぎてて己の目で見たものを信じられてないwその後警察向かわせても火事で全然近づけないって状況になってたし、じゃあ見た通りだったのかなあ。


結果ヴァスケスだった人、疑って申し訳ない!第一印象でグリーン博士(嘘)が黒だと思ったのが真だったかー。
誘拐犯"バニー"が加害者から被害者に受け継がれていく流れだったから、28歳になったサマンサ(と吹き込まれていたヴァスケス)が次のバニーになったもんかと思ってた。グリーン博士(嘘!)の子供のこととか聞き始めたときはひやっとしたわあ。


あとタバコはほどほどに!
じゅ

じゅ