1人の女性を通して人間の本質を描いたヒューマンドラマ。
今泉力哉が監督を務め、有村架純が主演、豊嶋花、嶋田鉄太、リリー・フランキー、風吹ジュンらが共演。
原作は安田弘之の同名のコミック。
港町で弁当屋の売り子をしているちひろさん（有村架純）は、元風俗出身で、相手がホームレスレスであろうが、いたずらっ子（嶋田鉄太）であろうが、誰にでも心を開いて仲良くなる。そんなちひろさんを気になって陰からそって見ていた一人の女子高生（豊嶋花）が、ある日、思いきってちひろさんに話しかけてみた…
十人十色、ひとそれぞれ。
それを受け入れることは簡単なようでなかなかできない。
家族ですら理解しきれていない。
そんな中で、ちひろさんは自らすべてを曝け出す一方で、相手の言うことに耳を傾ける。
しみじみと心にしみる作品で、ちひろさんに会いたくなります。
ヒロインを演じた有村架純がはまり役で、心が癒される作品です。
「ぼくたちはみんな 人間ていう箱に入った 宇宙人なんだって 同じ人間だなんてよくいうけど 一人一人 みんな やって来た星がバラバラなんだから 分かり合えないのは当然なんだよ 家族でも？ 恋人でも？ 友達でも？ そう だって しょうがないじゃない そもそも 別の星の人なんだから そう考えた方が楽じゃない？」
「またあした」
