このレビューはネタバレを含みます
デザインに"シーツを被った人物"のモチーフを取り入れ、一躍有名になったデザイナーの田中。
しかしそれは大学時代の同級生の絵から引用したもので…
僅か25分の短編ながら、とても面白かった。タイトルは偶然似てしまった時の「似ている」ではなく、意図的にパクったことが面接のポートフォリオを通じて会社側にバレてしまうほうの「似ている」だったりする。
会社側にバレて絵を買い取り、証拠隠滅をはかるよう命じられてから、話が予想外の方向に転がるので意外性があって良かった。
謎に尾行を始める撮影クルーもいることだし、オチはもう少し違う展開をしても良かったのでは？と思わなくもないけれど…
それでも十分楽しめました。
