このレビューはネタバレを含みます
DVD全編ではなく『ドラミちゃん ミニドラSOS』の感想
ずっと配信に来ていなかった作品がこの度ようやくアマプラに…！記憶も朧げな子供の頃に鑑賞して以来、もう一度観たかったので嬉しい。
のび太が未来デパートで注文したミニドラが、誤配送で未来ののび家に届いてしまう。受け取ったのは大人になったのび太…ではなく、のび太の机を継いで使っていた息子のノビスケだった。
中身を知らないノビスケはジャイアンの息子、ジャイチビにミニドラが入ったケースを押し付けてしまう。
誤配を知ったドラミがミニドラを探しに訪ねてくるが、不思議な道具を出すミニドラに気づいたジャイチビ、スネキ、そしてノビスケの3人はもう少しだけ…と、隙を見てドラミから逃げ出してしまうのだった。
古い作品だけど良い描写が詰まってます。
この作品には子供時代ののび太は写真でしか登場しないのに、注文伝票の字が汚すぎて読めずに誤配されトラブルに…という、人騒がせぶりが大変のび太らしく、ちゃんと存在感があります。
ノビスケ、ジャイチビ、スネキは父親達とは性格が全然違います。特に乱暴者のノビスケ、泣き虫のジャイチビは真逆。
それぞれの父親や現在の家も登場するのが面白い。特に剛田商店は、あの大きいスーパーの手前にそのまま残ってるのか…笑
未来の姿はドラえもん作品のなかでちらほら描かれているけど、これは１つの形、パラレルなのかなと思います。
街が如何にも未来という発展を遂げていて面白いです。
そしてとにかくミニドラが可愛い。
ピコピコ動き喋るミニドラを見るだけで癒される。ミニドラに癒しをもらう映画よ…。
無邪気で無垢なミニドラはどら焼き食べさせてもらって道具大盤振る舞いしちゃいますが…、使う側に道具の危険性を教えてくれたりもしないのでね、まぁああなりますわ。
子供の頃に見た時は、スモールライトで小さくなってるから見つけても貰えなくて、エネルギーも切れて船が水圧で潰れちゃうーってシーンは結構怖かったな。実際かなり危ないところだったし。
同時上映の日本誕生の雪山遭難シーンとギガゾンビがもっと怖くて忘れてた。
珍しくドラミちゃんが活躍する作品、ドラミちゃんが出す道具も可愛くてよき。
3人は痛い目にあってちょっと成長したのかも。
未来ののび太の家の構造、マンションらしいけど憧れるなぁ
ノビスケの部屋の窓、おしゃれで羨ましいって大人になっても子供の頃と同じ感想を持ちました。
うちにもこないかなーミニドラ！
