ペコリンゴ

ウンチク/うんこが地球を救うのペコリンゴのレビュー・感想・評価

3.4
記録。
世界はうんこで満ちている。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

というわけで、2023年始動!

いやぁ、めでたい。めでたいですねぇ。
この作品はウ●コの…ゲフンゲフン!
…いやぁ、めでたいですねぇ。実にめでたい(しつこい)

えっとー、お正月ムードで作品のキナ臭さを包み隠せれば…と思ったのですが無理そうです。特にお食事中の方、新年からこんなんでスミマセン。

というわけで映画史上初、
ウ●コのドキュメンタリー、略して”ウ●コメンタリー”(by 公式)を観てきました。大晦日に。

年明け初っ端から下ネタレビューかよ!
って思われるかもしれませんが、日本語ナレーションを努める声優・鈴木達央(LiSAの旦那さん)の語り口こそファニー且つフレンドリーなものの、割と真面目な印象のドキュメンタリー映画です。

人間の1日、1週間、1年、一生にするウ●コ量や、人類の歴史においてトイレが登場したのは割と最近であること、下水処理の重要性など、普段目を向けない事実や知られざるトリビア、そしてSDGsが叫ばれる昨今に相応しく、環境問題に対するソリューションとしてのウ●コの有用性が臭そうな映像と共に語られます。

うん、非常に学びのある内容だと思いますし、「ウ●コすげーじゃん!!」と目から鱗ではあるのですが、そもそもそこまでウ●コの真面目な話に熱心になれずな事に気づいちゃいましてね…。

もひとつ気になったのは、
上映時間の割にやたらと情報量が多く、その割には観る側の理解に対する親切さに欠けている事。これは前述した僕の鑑賞態度とは別。

要は構成力の問題で、例えば筋道の立ってないマシンガントークを展開されては聞く耳を持てないのは当然でしょう。それと同じ事がこの映画にも当てはまるように思えました。

ちなみに、トロイ・ヘイル監督へのインタビューをパンフレットで読んだのですが、彼の排泄事情は「悪くない」らしいです。

いや、そんな事聞くなやw