ペコリンゴ

ブラックライトのペコリンゴのレビュー・感想・評価

ブラックライト(2021年製作の映画)
3.5
記録。
巨悪を撃ち抜け

リーアム・ニーソン主演のアクション映画。同じくリーアム主演『ファイナル・プラン』でタッグを組んだマーク・ウィリアムズがメガホンをとる。

皆んな大好きリーアム兄さんのアクション映画!

彼が主演するアクション映画を観るのは『ダークマン』以来。まだ公開されたての作品にあるまじき低めのスコアですが、個人的にはそこそこ楽しく鑑賞して参りました。

あらすじはやたら詳しいフィルマ参照。
ザックリ言えば、FBIに雇われてる兄さんが組織の陰謀に立ち向かうお話です。

本作の兄さんは長いこと危険な任務に身を晒してる故に危機管理意識が爆高。溺愛する幼い孫娘にまで危機管理を徹底させて母親(娘)に顰蹙を食らっています。にしても、孫の誕生日にスタンガンをプレゼントするなんて正気かww

そんな意識高い兄さんが実践するのは”3回ルール”(勝手に命名)。何事も3回繰り返すことで心配が無くなるんだとか。

帰宅後に鍵を閉めること3回。
電話後に受話器を置くこと3回。

なるほど。
閉め忘れ、置き忘れもこれで安心。
恐らく彼は、大を致した後にお尻を3回拭いている事でしょう(割と普通か?)

とまぁ戯言はここまでにして、
映画の内容としては正直薄味で、評価が伸びないのも分かりみ。

カーチェイスこそ結構な迫力があったものの、兄さんは御年70歳。もはや兄さんじゃなくて爺さんです。車を降りて追走するとやはりと言うべきか動きがモタモタ。そりゃそうですよねぇ…映画界はもっと兄さんをいたわるべき。

巨悪の陰謀と言うにはかなり小規模に見えてしまいましたし、この手の映画に期待されるカタルシスもかなり弱め。

ただ、マク○ナルドのハンバーガーに多くを期待しないのと同じで、そういうものとして観るには悪くない映画だと思いました。