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Sin Clock
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目次

Sin Clockの作品紹介

Sin Clockのあらすじ

社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木。奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは一枚の絵画。高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく――。

Sin Clockの監督

Sin Clockの出演者

原題
公式サイト
https://sinclock.asmik-ace.co.jp
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
94分
ジャンル
サスペンス

『Sin Clock』に投稿された感想・評価

ぶみ

ぶみの感想・評価

3.5
この偶然は、敵か味方か。

牧賢治監督、脚本、窪塚洋介主演によるクライム・サスペンス。
偶然客として乗せた政治家から得た情報をもとに、幻の絵画を強奪しようと計画するタクシードライバー等の姿を描く。
主人公となるタクシードライバー高木を窪塚、ともに計画を実行する同僚のドライバー番場と坂口を坂口涼太郎、葵揚、先輩ドライバーを風太郎、政治家を蛍雪次朗が演じているほか、橋本マナミ、田丸麻紀、Jin Dogg、長田庄平、般若、藤井誠士等が登場。
物語は、理不尽な理由で会社を首になった高木、驚異の記憶力を持つ元数学教師の番場、賭博狂の元自衛官の坂口という、過去のつまずきからタクシードライバーの職に就いている訳ありの三人が、犯罪計画を進めていく様が描かれるが、そもそものきっかけが、たまたまタクシーに乗り合わせた政治家の話し声という偶然でスタートしており、本作品ではその偶然の連鎖をテーマに進行していく。
映像は全体的に暗めで、時系列が複雑に入り乱れているわけではないが、シーンが切り替わる暗転が特徴的であり、ノワールものとしての雰囲気は抜群。
何より、本作品が18年ぶりの邦画長編映画単独主演作となる窪塚が放つ抜群のオーラたるや、一時たりとも目が離せないものであり、脇を固める坂口、葵とタッグを組む姿は、それだけで何かが起こりそうな雰囲気を漂わせている。
また、「Sin Clock(罪なる時計)」と「Synchronicity(意味のある偶然の一致)」の二つの意味を持たせたとされるタイトルも面白いもの。
偶然なのか必然なのか、わからないまま計画を遂行する三人の危うさがハラハラ感を増幅させているとともに、しっかりと落とされる結末も悪くなく、窪塚主演ということから、エキセントリックな作風を想像していたところ、なんのなんの、思いのほか正統派であり、ノワール・サスペンスとして上々な仕上がりの一作。

いや、そこじゃないでしょ。
KAIRI

KAIRIの感想・評価

3.5
久しぶりの窪塚洋介主演作ということでかなり楽しみでした😌
あのセクシーさと男らしさはたまらん。
GEZANの曲もストーリーもベストマッチだったと思います🤗
どこか都会の闇を感じさせるオープニングがかなりカッコよくて興奮したけどストーリー展開をみると割とあっさりな印象。
偶然にも“3”で繋がり、様々な運命が登場人物を狂わせるという設定は面白いけどそれを活かしきれてたかというとそこまでな気が…🙄









⬇⚠️ここからネタバレあり








終盤、追ってくる警察が同一人物だったり目が撃たれたりする“偶然の一致”は面白かった。
しかし、問題は“3”について。
途中で3月3日生まれということが一緒だと気づくのは面白いが「ハザードランプ3回」や「3時30分に行動する」というのは明らかに登場人物が“3”に寄せている気がする🤔
なので偶然感が感じられないかな。
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.6
 クエンティン・タランティーノ丸出しの円卓から始まり、えぐり取った目が出て来る時点でうぉっとなったのだが、その後は妙に淡々とまったりとした編集で、映像の繋ぎ目のフェードアウトの瞬間が長いことこの上ないのだ。主人公の高木シンジ(窪塚洋介)は鬱憤を溜め込んでいた。広告会社に圧を掛けられ、それでも子供がいる上司の煮え切らない態度に腹を立てたという理不尽な理由で会社をクビになり、妻子からは三下り半を突きつけられる(でも養育費はちゃんと払わなければならない)。ようやくありついたタクシードライバーの仕事でも、客から蔑ろにされる最低の日々。寮完備のタクシー会社での暮らしはとりあえず食うのには困らないが、そんなある日、偶然、客として乗せた悪徳政治家・大谷(蛍雪次朗)がキャバ嬢(橋本マナミ)に性接待させながらうっかり漏らした、数十億円もの価値を持つ“幻の絵画”につながる手がかりと名刺入れを拾うのだ。だがこの時点でメンタルがチキンな主人公に大それた計画をする勇気はない。「壁に耳あり障子に目あり」でうっかり聞き耳を立てていた裏社会に通じる賭博狂の同僚の坂口キョウ(葵揚)こそがこの大それた計画の首謀者となり、高木とサヴァン症候群により驚異的な記憶力を持つ番場ダイゴ(坂口涼太郎)に声を掛ける。

 今作は何と窪塚洋介の『同じ月を見ている』から18年ぶりの単独主演作品らしい。額の傷をあえて髪型で隠さず出しているが随分と深い傷が入っている。偶然の連鎖が男たちの運命を乗せ、想定外のラストへと走り出すサスペンス・ノワールとの触れ込みで、Sin Clockという不思議なタイトルは「罪なる時計」の意味らしいが、そこにシンクロニシティ(不思議な偶然の一致)を嚙み合わせているらしい。だが肝心要の犯行場面は後半にちらっと出て来るくらいで、前半部分は高木シンジの現在地に至る流れを淡々と丁寧に追い過ぎており、サスペンス・ノワールというよりも普通の社会派ドラマのようにも見える。ノワールと言いながらも今作には殆ど女性が関与せず、3人の無鉄砲な男たちのギリギリの強奪劇にフォーカスする。高木はなぜ今のタクシー会社に就職したのか?そして今のタクシー会社での人間関係や客の挿話ももう少し短くタイトに纏めれば、まったく見え方は違ったと思うがいかんせん、前半部分の説明にあまりにも丁寧に時間を割き過ぎている。だが高木たちトライアングルの足掻きはHIP HOPのゲットーから成り上がるストリートの力学と相性が良い。今作で殺し屋を演じたJin Doggも僅かな出演時間ながら強烈なインパクトを残した般若も日本語ラップの重要実物である。3月3日生まれで、3人とも3ヶ月前に前職を辞めたという奇妙な符号はやや強引な気がするものの、最後のまとめ方には処女作とは思えないアイデアがある。ただフェードアウトの単純な多用はいただけない。

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