「全ては1匹のネズミから始まった。」

ミッキーマウス誕生からウォルトの生きていた時代をメインに描かれるドキュメンタリー。

現在のアニメーターやスタッフ達のインタビューと当時の貴重な映像のアーカイブで「ミッキーマウス」について迫る。ディズニーファンは必見！

1928年のトーキーの時代に生まれた「蒸気船ウィリー」は音とアニメのシンクロで歴史的な作品になり、その人気やマスコットとしてのキャラクターグッズとしての資本で世界初の長編フルカラーの「白雪姫」の製作に繋がったりと、本当に全ての始まりと言える。


さらにディズニーが作る別の作品にも短編で培ってきたアニメの技術が連綿と受け継がれているのでしっかりとミッキーやウォルトの魂が継承されていると感じます。

個人的には初期の白黒ミッキーのヤンチャでブラックな部分も好きだったのですが、ミッキーが人気になり子供達のお手本であり、聖人のような振る舞いが求められた結果、いたずらな部分や怒りぽさをドナルドに、マヌケさをグーフィーに役割を与えるために生まれたというのは唸りました。

さらには戦時中はプロパガンダに彼らが使われていた事なども驚き。

ミッキーマウスはウォルトと一心同体であり、彼の分身であるので、初期はミッキーの声優はウォルト自身でしたがその後、2代目、3代目、そして現在の声優においても「我々はウォルトの代役を務めているんだ」という継承がされているのも熱かった。

また劇中で並行してミッキーマウスアニメの変遷を描く1分の短編「ミッキー・イン・ア・ミニッツ」の製作工程が描かれていましたが、ディズニースタジオにも手書きから作るセルアニメの部門やスタッフが少数ながら残っているというのは嬉しかったです。
3DCGが主流になりつつも昔ながらのセルアニメーションは何かしらの形で定期的に作品は観たいので。

ミッキーマウス＝ウォルト・ディズニーそしてアニメーションや映画の歴史も知る事のできるドキュメンタリーでした。

世界中で愛される"ミッキーマウス"がいかにして人気者になったのかその存在の重要性や芸術性などアーカイブ映像をまじえ関係者らの視点から紡ぎだすドキュメンタリ映画！！開幕でウォルトが発する「始まりは一匹のネズミです。」という歴史の一端に刻まれた格言から、時代により"完璧"を求められたミッキーの知らざる事実が、年代を遡りつつ明かされてゆく。またＤｉｓｎｅｙ＋主体でミッキーの単独ドキュメンタリとしても、前々から作品の創造を待ち望んでいて、完成度もやはり関係者らの想いが詰め合わされすばらしかった。戦争やプロパガンダなど各時代によってミッキーのアイコン的シンボルがさまざまに変容したり、今じゃ到底考えれない範囲にまで多様な素顔を魅せる。また短編の最新作で、ディズニーアニメーションの廊下を歩いてきたミッキーがつむじ風で飛ばされ名場面の数々を辿る『Ｍｉｃｋｅｙ ｉｎ ａ Ｍｉｎｕｔｅ(２０２２年)』も本編内でみれ、一粒で二度美味しい。デビュー作の『蒸気船ウィリー(１９２８年)』から９５年の歳月を経てミッキーマウスの著作権自体が２０２３年末で著作権が消滅するとかで、今後もシンボルのミッキーを主軸においた新作の短編がたくさんみたいし、ぜひ可能性を模索して今後もアニメーションの未来と潮流を席捲し続けてもらいたい。

• #j_Disney+配給
• #MakeaWish
• #共存愛

ミッキーマウスの誕生とその歴史についてのドキュメンタリー。
よくディズニーの昔の短編を観てるけど、ミッキーの性格やデザインが今と全然違うのが気になってたので興味深い作品でした。

ウォルト・ディズニー本人やディズニースタジオで働くクリエイター、関係者たちの記録映像やインタビューを通して、時代や社会情勢に合わせてミッキーのキャラクターや作品内容が変わっていったことや「白雪姫」「ファンタジア」などの昔の作品の製作秘話などが聞けて面白かったです！
戦時中のプロパガンダにディズニーが協力していたことや著作権、昔の差別的描写への言及もあったりと過去の負の側面にも触れていて、なかなか見応えのあるドキュメンタリーでした。
アメリカの近代史とディズニーという視点から観ても面白い作品でしたね👍

ラストの新作の短編はちょっとグッときました🥺
ディズニー好きは必見の作品です！

一つだけ残念だった点…英語音声・日本語字幕で観ましたが、地名やインタビューで話してる人の名前や肩書きが出てる時、肝心の話してる内容の字幕が数秒間出ませんでした💦
そっちの方が大事でしょ笑
Disney+に要望として送ったけど、改善してほしい😞

• #Marilynドキュメンタリー鑑賞記録