訳アリで大戸島の整備場に不時着した敷島。機体に異常はなく整備士の橘から怪しまれるが何も語らず微妙な雰囲気。異常な形態となった魚が多数打ち上げられた夜、超巨大生物が島に上陸。敷島は恐怖で動けず壊滅的な被害を受ける。
復興中のそれどころじゃない所に空気を読まずゴジラ登場し街を容赦なく粉々に！巨大で超パワーに加え、頭にガブリと噛み付く器用さも身につけて更に怖い！オマケに大熱線で木っ端微塵シーンも大画面映えするインパクトがあった！戦力的に無理ゲーな状況だけど、当時出来そうで、かつこれまでにない戦略の浮き沈み作戦は絶妙だなと！敷島の宿命と結びつく特攻作戦も熱く、ゴジラのインパクトに負けない展開の面白さがあったな！船も一噛みで死角ないゴジラだけど顔を出しスイスイ泳ぐ姿だけは可愛かった笑
ドラマは必要以上の泣かせ・恋愛演出無くゴジラ映画の枠を成立させる良いバランス。安藤サクラさんの演技力が凄すぎて澄子の変化が唐突だったり、呼び出された橘が縛ってボコボコにするのはやり過ぎだろと思ったが笑、敷島をサポートする姿は熱くなった！極端に内向きな思考で時に感情を爆発させる敷島が不安定でハラハラするけど、最終的には納得な着地に落ち着いたのも良かったな。本編のまとまり良し！
ラスト首筋アップから肉片が動き出すところにしっかり伏線を残し、振り返ると電車からの落下や爆風後の回復力にも説明が付くような。また敷島の気が狂わないかは心配だけど続編楽しみ！
