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ロスト・フライトのskのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

個人的同乗したくない俳優

1位トム・クルーズ
2位ジャッキー・チェン
3位リーアム・ニーソン

なのですが、めでたく第4位にランクインしましたジェラルド・バトラー!

ジェラルド・バトラー、最近こういうの多いな…。
ハンターキラーとかカンダハルとか
でもそういうの大好きなのと、若干航空オタも入ってるのでこれはみなければ!と。

お、おかしいな…。天候悪いとそこを避けてフライトプラン作るって元航空会社勤務の人も言ってたんだけど…。安全と命は変えられないって…。
あれ?経由とはいえ東京行きなのに日本人いないの…?それはちょっとおかしくない?
平和ボケしてる日本人いれたほうが絶対何かしらやらかしてくれるから物語のスパイスになったと思うんだけど。
とかちょっとむむむ?といったことはありましたが、
ぐう有能な副機長デレとチーフパーサーのボニーに胸が打たれます。

新年早々、LCCの航空会社トレイルブレーザーは嵐の中東京行きのフライトを決行します。
乗客は14人、機長のブロディ・トランス、副機長のサミュエル・デレ、チーフパーサーのボニー含む乗務員が5名。計19名のフライトです。
乗客には殺人罪で捕まった犯人をカナダへ移送中の警官と犯人ルイス・ガスパールが含まれており、乗務員にも緊張が走ります。
フライトプランを確認後嵐があることを確認したブロディ機長は無理そうなら迂回してもいいか運行管理者に確認をしますが、上昇すればいいと一蹴されてしまいます。
「じゃがんばれよ。ハッピーニューイヤー!」
「はっぴーにゅーいやー(くっそたれ!)」
と返す機長。
嵐の中操縦することに緊張している副機長デレに「ひとつひとつ着実に」と返すベテラン機長にきゅんときます。
ジョークも交えつつフライトを行いますが、嵐の中航空管制も飛び飛び。
上昇したいと管制官に無線で飛ばしますが管制官からの応答はあまりうまく返ってきません。
(航空機は勝手にスピードや高さを変えることはできません。全てフライトプランに沿いつつ、管制官の指示がなければ行えません。)
嵐を避けるべく無許可での上昇を行いますが、上昇後に許可する無線がくる始末。
デレは付近を飛ぶ航空機はないと伝えます。
(当たり前だ)
と、まあまあ航空オタ的にはこわいこわいシーンが続きます。
上昇後一息つくも突然の雷で電気系統がショートしてしまい、再起動も行えず。
バッテリー飛行に切り替え、GPSも使えず、最後に確認できた地点から動いた速度や時間でなんとなくの場所の辺りをつけるという。
こりゃあれですよ。第二次世界大戦までの戦闘機乗りがやってた方法…。
無線も使えないから管制官の指示も当てにできず。計器も故障しているから場所もわからず。
そんな中で、緊急着水も試みますが、その直前に陸地を発見。
運良く着陸できそうな長い道も発見。
緊急着陸を試みます。
コックピットが大奮闘しているなか、乗客の一人である警官がスマートフォンを落としてしまいます。
緊急のためシートベルト着用するように言われていましたが、外してスマホを取ろうとする警官(あほか)
その警官を静止しようとパーサーの一人がベルトを外して声をかけます。
その途端に揺れる機体。
上下激しく揺れる機体に頭を打ちつけ動かなくなる二人。
おい!警官!おまえ!一般人を守るのが本来の仕事だろうが!!!機内の保安員である乗務員のいうことは聞け!
と、イライラ。
無事に着陸することができたけれど、犠牲者が2名。
どうしようか途方にくれますが、副機長デレは伝えます。
もしも着陸したのがホロ島ならとても危険です。反政府のゲリラが支配している。
と苦言を呈しますが、救助のため無線か電話を探しにコックピットから見えた建物を探しにジャングルへ向かうと伝え、同行者に殺人犯で移送中であるガスパールを伴います。
なんとか電話することができましたが、イタズラ電話が多いためか取り合ってもらえず、アメリカにいる娘に電話をかけ、会社に伝えるように伝えますが、その際に何者かに襲撃され……

って感じの導入です。
乗客は反政府組織に捕まってしまったり、韓国人カップルの女性が逃げ出そうとして撃たれて死んでしまったり、その出来事に泣き叫んだ韓国人男性が断首されてしまったり、
緊急対策チームとして元特殊部隊のスカーデールが出てきて、PMCのシェルバック6が出てきて救出してくれたり、
PMCの一員のスナイパーの凄腕射撃にテンション上がったり、
反政府組織のリーダーの片腕が死んでしまってリーダーが激昂したりしますが(同じことを殺された側が思わんとは考えんのか…)
機長不在の間になんとか修理を終えた飛行機で脱出をします。
なんだかんだ誘拐救出の間に友情を育んだブロディ機長と移送中の殺人犯ガスパール。
ガスパールはPMCのリーダーシェルバックに自分は行けないと伝え、脱出する飛行機を地上から援護するという胸熱展開。
個人的にはPMCが持参した交渉のためのお金を持ち逃げしたのではなく、その横にあった弾薬を持っていったと信じてる。

個人的にはハラハラドキドキがあって、胸熱展開もあってよかったなぁと思います。
もう少しガスパールへの掘り下げ、ブロディさんとどうやって打ち解けていくのか等のエピソードがあればもっとよかったなと思います。
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