今の気持ちを大切に生きる。
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思春期症候群と呼ばれる謎の病から、しばらく前まで別人格であった梓川かえで(#久保ユリカ)。
かつての人格を取り戻し、楓として生きる彼女が目標としたのは兄咲太(#石川界人)と同じ峰ヶ原高校を受験し、合格するということだった。
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青春ブタ野郎シリーズの映画化、2作目でした。
毎度、このシリーズは人の感情を繊細に、優しく表現するのがうまいなぁと感服してます。
僕の推しであるかえで(楓)がメインなのだから観ずにはいられなかった。
咲太のことめっちゃ大好きなのが伝わってきて楓めっちゃいい妹やん…ってなった。
咲太も周りが楓の敵になっても僕だけは楓の味方だからと絶対的な愛情に感動した。咲太はこのシリーズで本当に大人びた行動をするから、高校生とは思えないことがよくある。
普通の人間ではここまでできない。
女優を彼女にできるほどの器が彼にはある。咲太だから成し遂げられたことが多過ぎる。
この性格をしているからこそ、周りの人からの信頼があり、味方してくれる人が多いのだろうな。
ラスト、楓の決断は素晴らしかった。
多くの人が皆そうしているから、普通はこうだから、と決めていることを自分には自分の生き方があって、それは誰かに決められるものでも従うものでもないと決断した。
人格が戻って、社会に馴染むのに時間がかかる中で、誰よりも頑張ったのは楓だった。
これからも彼女らしく、生き抜いてほしいと切に願う。