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マダム・ウェブのTBearのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.7
2024年5本目。日本語吹替版プレミア上映ナイトにて。

未来を見て、迫り来る黒い影から3人の少女を守り抜け。

SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)最新作。

キャシー・ウェブは救命士として働く普通の女性。相棒と一緒に日々救助活動をしていたキャシーは、とあることがきっかけで不思議な体験をするようになる。

最初はただのデジャヴだと思っていたキャシーだったが、見ていたものは未来だったことに次第に気づいていく。

未来が見えていることに気がついた頃、キャシーは3人の少女が謎の男エゼキエルに殺害される恐ろしい未来を見てしまう。救命士という職業柄、キャシーは3人の少女を助ける道を選択する。

3人の少女は全員年頃のティーンエイジャー。なかなか言うことを聞いてくれずにキャシーは手を焼くが、不規則な未来予知の力と、持ち前の機転で謎の男魔の手から少女たちを守る。

エゼキエルとの攻防の中、キャシーは自身の母の謎、そして覚醒した能力の秘密について知ることに。能力が覚醒したばかりのキャシーは、3人の少女を無事に守り抜くことが出来るのか。

原作コミックではスパイダーマンを救う役割を担うマダム・ウェブのオリジン。展開が予定調和ではあるものの、凄惨な未来を回避するために選択を変えるシーンが見ていて面白かった。ウェブ(蜘蛛の巣)のように張り巡らされた未来の描写は面白かったです。

エゼキエル。スーツめちゃくちゃカッコいい。そしてキャシーと3人の少女。4人ともめちゃくちゃ美しい。

今までスパイダーマン作品を観て来た人ならすぐに分かる、登場人物にもにんまり。先に公開されてる海外の評価はあんまり芳しくないですが、楽しめました。スパイダーマン関連の作品だから、皆期待がぶち上がってるのかな。

スパイダーマン関連だけど、マダム・ウェブはド派手にアクションを繰り広げて戦うタイプのヒーローではありません。最後の攻防は結構好きだった。

大体想像通りのストーリー展開なので、未来を予知して危機を回避するっていうテーマだから、もっと捻った展開があっても良かったのかも。

吹替版、子安さんのエゼキエルめっちゃ良いですよ!!
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