2024年10本目。
大人と子どもの狭間で苦悩するフィービーの前に現れる友情と絶望。
前作でイゴン・スペングラーの死後、孫のフィービーたちに受け継がれたゴーストバスターズ。
復活したゴーストバスターズの幽霊退治は、ニューヨークの日常となっていた。
前作より成長したフィービーは15歳となっていた。思春期真っ只中。大人と子どもの狭間で葛藤を抱えているフィービーの前に現れるのは、新たな友達。それは今までに無い、ゴーストの友達だった。
それから訪れる、不気味な影。
元祖ゴーストバスターズの1人レイは、いわく付きの品を買い取っていた。そんな中、店にやって来た中東系の男から、真鍮で出来た謎の球を買い取る。
その球には、どうやら古代の邪神ガラッカが封印されているらしく、厳重に保管していたのだが…
アフターライフのカタルシスが大き過ぎて、どうしても前作の感動には及ばないけど、エンタメ映画としてとても楽しめました!
子どもを主軸に置いているからこそ、描ける家族の問題。失敗を経験して成長していく姿。スペングラー家も1人ひとりに人間味があって、とても愛らしいです。
ゴーストバスターズ、いつも敵が強大すぎてどうやって勝つんだろうと色々想像させてくれるところが好きです。
大量のゴーストが解き放たれて大暴れ!っていうのは無いけど、アフターライフから新たに動き始めたゴーストバスターズの世界が続いていて、新たな広がりを見せているところにワクワクします!
前作と大きくそれぞれの関係性が変化したスペングラー家。次回作があるとすれば、フィービーの成長を軸にまた新たな問題に直面するスペングラー家が見られるのかなと楽しみになります。
個人的には、もうちょっとポッドキャスト君の活躍が見たかった笑 前作よりも、冒頭から登場しているキャラクターが多いからしょうがないけど、フィービー以外にあまり焦点が当たらなかったり活躍が少なめなのは寂しかった。
終始ゴーストバスターズらしさ全開で最高でした!