TBear

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのTBearのレビュー・感想・評価

3.6
2024年4本目。

廃墟と化した怪しいレストランで、ひとりでに動く不気味なマスコット。恐怖のレストランで5夜を生き延びろ!

人気ホラーゲームを、『M3GAN/ミーガン』のブラムハウスが映画化。

主人公は今まで就いて来た仕事がどれも上手く行かないマイク。幼い妹を養うために働いていたが職を失った。職歴が悪いマイクに提示されたのは、怪しげな廃レストランの夜間警備の仕事。最初は夜勤は出来ないとその仕事を選ばなかったマイクだったが、止むに止まれぬ事情があり、その怪しげなレストラン"フレディー・ファズベアーズ・ピザ"で夜間警備をする事に。

独特な雰囲気のレストランに多少違和感を抱きつつ、マイクはレストランで過ごす夜を重ねていた。

やがてレストランで動く不気味なマスコットたちが、マイクたちに牙を剥く!恐怖のレストランに足を踏み入れてしまったマイクの運命やいかに!?

思っていたよりもホラー要素、グロ要素が少なかった印象。途中良い話エンドになる…?と思わせつつ、しっかり最後の盛り上がりはありました。

終盤登場するアイツ。唐突過ぎて謎が多いままエンディングを迎えるので、少し「??」な点もありました。ホラーゲームの内容は知らないのですが、知っている知人に話を聞くと、そもそもの設定が割と違っているようです。

ビビらされまくるホラーを期待して観た分少し拍子抜けしたところもありましたが、楽しめました。夢に関する要素、退行催眠?的な要素もあり。マスコットたちが動く原理やレストランの歴史、途中から登場するお助けキャラ、ちょっと言葉足らず過ぎやしないかい?妹アビーちゃん、なぜそんなに知ってるの?などツッコミどころも多いです。

…が

二転三転する展開や、変わっていく兄妹の関係は面白かったです。黒幕よ…結局お前は何もんなんや…
TBear

TBear