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風の谷のナウシカのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1984年。原作は宮崎駿の同名漫画(『アニメージュ』 1982年2月号 -1994年3月号)。「火の七日間」で産業文明が滅びてから千年後、王蟲や腐海とかろうじて共存する辺境国家、風の谷が舞台。族長の娘がノブリス・オブリージュを果たし、予言を成就させる英雄譚。ヒーロー、アンチヒーロー(クシャナ殿下)、囚われの姫、姫を救い出す集団も女性で男性は補佐役なのが興味深い。火、土、水、風という四元素の働きが独自のエコシステム内で描かれる。王蟲の足および攻殻の動きと巨神兵の崩壊する様が美しい。剣士ユパの番外編が観たい。
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