群青

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者の群青のレビュー・感想・評価

4.1
久しぶりに再鑑賞したので再レビュー。


第4弾は刑事の連続殺人事件!
そして蘭が記憶喪失に!?


個人的にはいまだに最高傑作だと思う。
蘭が記憶喪失になるという衝撃的な展開。
犯人は警察関係者?というハラハラ。
蘭を思うからこそなんとかしたいと思う周りのキャラたちのヤキモキする模様。
犯人のトリックとそれがわかるシーンでの伏線回収っぷり。
全ての謎とエモーショナルが瞳の中の暗殺者というサブタイトルに集約される。
全てが巧みである。
いつもみてもうまーい!と思ってしまう笑

ストーリーがストーリーなので、蘭とコナン(新一)の絆が要所要所で描かれるのでずっとキュンキュンさせられる。
特にコナンのキュンキュンすぎる告白が素晴らしい。普通なら甘々すぎて見ていられないが、この作品なら許せる笑
あとは、園子の健気な感じがほんとにいい。やはり親友は彼女しかないと思える。


ツッコミどころはまああるんだけど、前作は国際指名手配犯だったからまあ分かるけど、今作の犯人は犯罪者じゃないのに銃を幾つも所持し、暗視ゴーグルも持ち、犯行ために爆弾まで浸かって建物のワンフロアを停電にさせる。すげえアクティブさ笑
まあ他の犯人もそうなんだけど笑
しかもこの犯人、バレる前と後で目つきが全く異なり、犯人とわかった時のいかにも犯人のような殺意むき出しの顔になるのが面白い笑 こんなに豹変するんだ笑
後、どうでもいいけどオープニング、コーラが吹き出してあんなにぐしょぐしょになったら砂糖でベットリなんだけどよくあんなに笑えんな、とか呑気なこと思ってた笑


構成としては少し変わっていてほぼ序盤に犯人は目的をほぼ達成するのであとは、コナンが蘭を守りつつ真相を調べるという流れになっている。そのため序盤にまず人が死んで後は死なない。その間は蘭の記憶をどうするか、犯人からどうやって守るか、という話になっている。ここも話を持続させるための上手い方法だと思った。

なんにしても改めて好きということを気づかせてくれた。
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