イベリー子豚

宇宙人のあいつのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)
4.2
「土佐ヒム太郎一座がおくる」
「他の星から来た」
「次男と焼き肉屋一家と」
「監督嫁うなぎパイとイジメの復讐と」
「リュウソウピンクとラジオパーソナリティーが」
「メタでギャグで馬鹿馬鹿しくて」
「たまにウルっと出来る」
「初夏にぴったりの」
「四万ティックSFファミラブ映画」
「ほぼ『エブエブ』」
「《大事な話が議題やき》」
「《だからそう言ッケジャン!!》」
「《赤ちゃんには母ちゃんが必要だろ?》」
「《そこでクイズっす!!》」
「《おめぇ宇宙船で帰んのか?裏山とかに隠してある系か?》」
「写真には写らない美しさがあるオマケ……好きだなぁ」



先週、1人のアイドル……
いやアーティスト……もとい天使が
11年、所属されたグループを卒業されました。


歩く泰然自若。
呼吸する風林火山。
しなやかで剛健。
常にヘラヘラ。アクセサリーはジャラジャラ。
Apple Watchがよく似合う
絶対無敵の最強スマイル。


2日間の東京ドームを満席にし
集まったファンに
《卒業したら恋とか……しちゃうかもですね!?
オマエらの誰かの……
俺の嫁になっちゃうかもしれませんね!?うへへへ》と
最後の最後まで「らしさ」を忘れず
涙よりも笑いを届けてくれた24歳の一番星。

本当にお疲れ様でした。
ありがとうございます。


そんなライブの中で
一番弟子と「瞬間、心、重ねるように」
両日、披露されたのが【他の星から】。


タイミング、最高かよ。

歌詞と映画がオーバラップしちゃうじゃない。

こりゃ泣くぜ。

予告で一番のパンチラインを見せてしまった
配給のドジっぷりもなんのその。


僕の
「オールタイム元気が欲しいときに観たい映画」の
1つ、
『笑う招き猫』のあの【飯塚健】が
ようやく帰ってきてくれました。


オマケに
「中流自営業家族」「宇宙」「喋る石(ジャガイモ)」
「格ゲー」「人生の選択」……あなたそれ、
どこの『エブリシング・エブリウェア』ですか??

しかも多分、偶然ですよね??
ヤバくね???


こんな「あらかじめ語られるロマンス」を
フリ・ボケ・ツッコミしっかり構成で
観させてもろたら
「三四郎は小宮から入って後に相田」の
イベ子'sエンタメ脳は涙と肉汁が止まりませんよ!


【乃木坂】でも【BOOWY】でも
【Mrs.GREEN APPLE】でもないエンドソングも
なんか一周回って【氣志團】で良かったよ。


と言うワケで
朝ごはんに納豆と「香燻」が食べたくなる
飯ウマ要素もめっちゃイイ、
「新婚おめでとう」「誕生日おめでとう」
「母の日ありがとう」な
素敵な映画でございました。