Joey

マエストロ:その音楽と愛とのJoeyのレビュー・感想・評価

3.5
クラシックには以前から疑問があって、元々は作曲者が指揮をしていたのではないだろうか。誰か他の人の曲を指揮したのであろうか?(偉そうな事を言っていますが、エド・ハリスの「敬愛なるベートーヴェン」の1点のみでの思い込みです)ロックやポップスで言うと指揮者ってプロデューサーなんだろうけど、その場合は歌手、奏者、作曲者への比重が高い。どうして、クラッシックになるとカラヤンの何とかとか、小澤征爾の何とかって事になるのかが未だに分からない。

このバーンスタインの場合は作曲者でもあるので、威張って棒を振っている指揮者ではなくて、作品をゼロから生み出す苦悩が沁みてきた。最近はオーケストラで演奏するような新曲って映画音楽ぐらいしかイメージがなく、そう考えると、坂本龍一は偉大だったと改めて思う。心残りは坂本龍一のコンサートに行けなかったこと。そう考えると、専門の指揮者さんも重要な役割があるのね。ちょっと楽しみになってきた。
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