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人形たち~Dear Dolls
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目次

人形たち~Dear Dollsの作品紹介

人形たち~Dear Dollsのあらすじ

海上ミサコ監督『怒れる人形』 上司から受けているハラスメントに苦しむ姉サラサ。妹ナズナは怒り、姉がくれた人形「カウボーイのケンジ」になりきり、上司に復讐すべく投げ縄の特訓をする。そんなナズナの目の前に現れたのは………。 大原とき緒監督『Doll Woman』 人形と暮らす女が、人形と暮らす男と出会う。荒んだ時代のガール・ミーツ・ボーイ。 西川文恵監督『JOMON-わたしのヴィーナス』 将来に悩む11歳の女の子ちひろは、田んぼで手のひらサイズの古代の女性像を見つける。女性像は女に化身し踊り始め、古代の女性の生き様を表現する。ちひろはその姿に生きる道標を見つける。 吉村元希監督『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』 オンナのカタチ、について考える。女らしさとは何か。女性であることとはどういうことか。現実と虚構の間を行き来しながら、監督本人の過去を現在を織り交ぜながら、女性の表象について考察する。

原題
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
83分
ジャンル
オムニバス

『人形たち~Dear Dolls』に投稿された感想・評価

Jun潤
3.3
2023.04.13

予告を見て気になった作品。
ようやく邦画で違う監督たちによるオムニバス作品を見ることができます。
こちらにて同時上映の『Bird Woman』についてもレビューします。



『Bird Woman』☆3.6
コロナ禍で電車に乗る人たちが皆マスクをつけている頃、電車通勤をしているトキは痴漢から身を守るために派手な鳥のマスクを購入する。
鳥のマスクと赤いコートを身に纏い、派手に痴漢を撃退。
SNSでその様子が確認され、鳥マスクは女性たちの間で大流行する。
痴漢に対する鳥マスクの女性たちによる自衛は、世間に波紋を呼んでいく。

これはなかなか面白いですね。
痴漢冤罪とマスク社会が上手く掛け合わされていました。

トキという女性の行動を中心に、歪んだ承認欲求と過剰な正義感が描かれていたかなと思います。
最初は純粋な気持ちだけだったのかもしれませんが、拡散され、称賛の声を浴び、共感する人が増えていく中で、目的がすり替わってやしないかと、なんとなくヒヤヒヤしながら見ていました。

作中でも言及されていましたが、痴漢対策とはいえ鳥マスクたちが行なっているのは暴力。
しかし痴漢もまた性暴力なので、結局暴力対暴力の構図になってしまっているのではないかと感じました。
痴漢対策は全く広がっていかないのに、鳥マスクの規制だけは迅速に進んでいくことにブラックコメディ感がありましたね。



『人形たち〜Dear Dolls』☆3.0
「JOMON」「Doll Woman」「怒れる人形」「オンナのカタチ(ry」から成る、女性たちを描いた短編集。
性別的な女性、男性と共に生きる女性、社会の中の女性、女性という存在。
それぞれについて、異なる視点から独特のタッチで描かれていく。

これは、、個人的に評価が難しいというか、過剰なフェミニズムというか、作品というよりもPV集のように感じました。
唯一作品としてストーリーの流れを見ることができたのは「怒れる人形」だったかなと思います。
しかし姉のためにカウボーイの真似事をして横暴な男性に制裁を加えるというストーリー展開が印象に残ったのみで、特にメッセージ性は感じなかったかなというのが正直な感想。

「JOMON」についてはストーリーどころか動いている役者のセリフもなく、英語のモノローグを曲に変えて仕舞えばまんまMVじゃないかという印象。
まぁメッセージ性という点について、女性だからといって押し付けられた役割を担わなければならないというわけではなく、自分の中になんでも生み出すことができる種子が存在しているというのは、女性にだけ言えることではなく男性にも通じることだったかなと思います。

「Doll Woman」についてはオチが昭和アニメっぽかったかなという印象が強めで、他のことに関しては特に残らず、、。
なぜかしゃべる人形と行動を共にするシュールなコメディ作品という印象ですかね。

「オンナのカタチ(ry」はもうテレビ版『エヴァ』最終回かよって言いたくなるぐらいのよくわからなさ。
監督の独白と、その内容にマッチしているのかすらよくわからない場面の応酬で、こちらの理解力の問題かもしれませんが一番難解でした。
しかし監督が言っていること自体はちょーっとだけフェミニズムが過剰かなという印象です。
一緒に上映された『Bird Woman』、舞台挨拶での佇まいなど含めて、大原とき緒さんの雰囲気が素敵でした。
人形たち Dear Dolls

4/11 鑑賞🎥

池袋シネマロサ

★70点

4人の女性監督が、それぞれ人形をモチーフに生きづらさを感じている女性たちを描いた作品で構成されたオムニバス映画。

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