「少年の君」のデレク・ツァン監督のソウルメイト 七月と安生の韓国版リメイク。
デレク監督のソウルメイト〜も劇場で見たかったのですが見れず、アマプラで予習してからの鑑賞。2021年に見た新作の中で1番感動したのが少年の君でしたのでまた見てない方いらっしゃったらおすすめです。
オリジナル版を見たばかりだったので、ストーリーなどはかなり鮮明に覚えていた分、韓国リメイクの面白さ、脚色の仕方に驚きました。正直、"油断した"という感覚に近い。観客を信頼した丁寧な作り方。オリジナルに近い話運び。その安定感から心のゆとりを持たせて油断していたところを突く！そういったリメイクのやり方のお手本にすごく良い作品です。ラストのある小道具を使った展開で物語のメッセージ性や、膨らみ方が跳ね上がる感覚が素晴らしかったです。
オリジナル版が決して劣っているわけではなく、どちらにも良いところ、わかりやすい差があって見比べると相乗効果がすごく良いと感じる正しく"親友"のような作品。
どちらを先に見ても良いと思うのですが、やはりオリジナル版を見てから韓国版を見る方がおすすめ。
