keith中村

夜明けのすべてのkeith中村のレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
5.0
 とことん優しい映画。
 登場人物たちも勿論そうなんだけれど、三宅監督の視線がひたすらに優しい。
 今年の邦画、暫定1位。
 
 劇中で萌音ちゃんが言う「おじいちゃんたちが宇宙に行く映画」は「スペース カウボーイ」で、「月を親指で隠す映画」は「アポロ13」ですね。
 でもって、同じく萌音ちゃんが読んでるのが、後に書籍化されたほうでしたが、原作は1968年ないしは1977年の(このくだりはややこしいので省略)IBM製作映画「POWERS OF TEN」。
 
 これ、YouTubeで観られます。
 9分しかないのでサクっと観られますが、面白いですよ!

 山添くんが何とか電車に乗ろうとしてたプラットフォームって、「Wの悲劇」で薬師丸さんの同僚が「私、産むわ」って言ってたのと同じロケ地かな? 調べたけどわかんなかった...。