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イルマーレのkoyaのレビュー・感想・評価

イルマーレ(2006年製作の映画)
4.0
2000年の韓国映画『イルマーレ』のリメイク。
原題は'The Lake House’で、海辺の家から湖の湖畔の家と設定が変わっています。
2000年の『イルマーレ』たしか、時間が違う男女の手紙を通した・・って話だったなぁ、と記憶が曖昧です。

このリメイクでは舞台はシカゴになっていて、医者をしているケイト(サンドラ・ブロック)と建築家のアレックス(キアヌ・リーブス)が同じ湖畔の家に住む事になり、2年という時間がずれていることに気がつく。
メール・ボックス(郵便受)に手紙を入れて文通でやりとりをすることに。

言い換えれば2年しかずれていないのだから、どこかにいるはず、なんですが・・・なかなか出会えない2人。
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックって同じ1964年生まれで、この映画の時、40歳くらいですが、さすが2人共若く見えます。
初々しさとか、若さあふれるというより、情緒安定の大人のお二人。
韓国版がどうだったか忘れてしまったのですが、丁度良いかも。

なんかばたばたすることのない落ち着いた恋愛映画で、最初はジョン・キューザックにオファーが行ったらしいですが、ジョン・キューザックは恋愛ものでは『理想の恋人.com』(Must Love Dog)があった時期。

実は、キアヌ・リーブスよりジョン・キューザックの方が年下なのですが、キアヌ・マジック、この人、すごく若く見えるんですね。
ジョン・キューザックファンとしては、ジョン・キュー版イルマーレも観たかったけど、ダメ男とか憎み切れないロクデナシみたいな役が好きなのでこの映画はキアヌで正解。

個人的にはニューヨークでもロスでもない、シカゴの映画というのが気に入っています。
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