ホラーマニア斗真

予言のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

予言(2004年製作の映画)
3.2
娘を亡くした父親が人の死を予告する恐怖新聞に翻弄される姿を描いた、日本発🇯🇵のミステリーホラー。

死を予告するホラー映画といえば、「ファイナル・デスティネーション」シリーズが有名。本作品は「ファイナル・デスティネーション」シリーズのゴア描写を取り除き、ドラマ性を高めた感じの内容といってもよさそう。純粋なジャパニーズホラーというよりは、業に苦しむ人間を描いたドラマ性があるような感じ。

殺人鬼や幽霊、悪魔はほとんど登場せず、新聞だけでホラー映画を作り上げているという斬新な点はよかったです。ただ、雰囲気は良いはずなのに怖いようで怖くない感じ。ドラマ要素やミステリー要素とかが強めでホラー要素は少ないように感じましたね。怖いなと感じたのはアパートの窓に新聞が張り付いた場面でしたね🪟📰

また、2本立て上映時に上映された「感染」の方が個人的にはホラー映画らしくて怖く感じました。つまり、謎解きやドラマを楽しみたい方には「予言」、気持ち悪さや恐怖を感じたい方には「感染」をオススメしたいと思います。

※恐怖新聞は受け取りたくない📰