私、この本を持っていて読破していたんだ!!
と…
でも、読んだのは8年前で、ほぼうろ覚え💦
2005年出版の本なのに、作品は2001年で頭が混乱しましたが、多分、日本語翻訳されて出版されたのが2005年なのだと思います。
精肉店のジャックが死んだ。
遺言書には
「遺灰はマーゲイトの海に撒いてくれ」
と。
ロンドンからマーゲイトまでのロードムービー
ジャックの古くからの友人であるレイ
葬儀屋のヴィック
八百屋のレニー
そして、運転手はジャックの息子のヴィンス
本を読んでいて、レイがとても印象に残っていて
あの"ロジャーラビット"のボブホスキンスがピッタリ!!だと思いました。
って、レニーの眉毛何とかしてー!!ハサミで切って整えてあげたくなりました。笑😄
そんなレニーを演じた
ディヴィドヘミングスの若い時のカッコ良さったら!!
そして、葬儀屋のヴィックを演じたのが、「さざなみ」のトムコートネイ
ジャック演じるマイケルケイン(御年90歳!!)
とトムコートネイは現在87歳
ボブホスキンスは9年前に71歳で亡くなってしまい、
レニー演じるディヴィドヘミングスは、この作品の2年後62歳で心臓発作で亡くなっているんですね…。
60歳より、もっと爺様に見えたなー。
確かにジャックの息子のヴィンスは"ケツアゴ"では無いザキヤマさんに似てますね😄
今、66歳
マイケルケインが精肉店の店主というのは余り似合わなかった気がしたけれど…。
時代は1960年代の終わりから1970年代初頭なのでしょうかね。
ジャックとレイは兵隊として第二次世界大戦で知り合い
特に2人は仲が良かったのでは無いのかな?
若い時に知り合い、亡くなっても遺言書に書いてある事を実行してくれる友達がいるって言うのは良いものです。
レイとジャックの妻であるエイミーとの何とも言えない関係やら…。
後は競馬のシーン…本で読んでいた、うろ覚えの部分がここで繋がるのですね…。
レイやジャックの妻エイミーが若かりし日のジャックとの思い出を差し込みつつ、旅は続く。
もっとヴィックやレニーのエピソードも多く描いてくれたらなー。
とか、原作にあったジャックの息子のヴィンスの家族模様のカットは時間的には仕方無いかな…。
マーゲイトに向かう道中での寄り道
ジャックの妻エイミーが出会った場所
息子ヴィンスが理由を言わずにジャックの遺灰を"少しだけ"撒こうとするから、キレるレニー。
戦没者の名前が刻まれている教会の場所に立ち寄ったり…(そこのパブでも少し遺灰を撒いたと…原作では思ったのですが…??)
若い頃からイケメンでイケイケなジャックに対して、ルックスも劣りシャイなレイ。
ジャックは"ある意味"妻エイミーに対して良い夫では無かった…。
色んなものを抱えて、打ち明け切れず、ジャックは亡くなり灰となり…
若かりし頃に移住したかったマーゲイトの海は、雨と風が強くて、本当にこんな場所?と友達3人は思う。
でも、ここの海は、ジャックにとってきちんと意味があるんですよね。
良い天候では無く、雨だったりとかが何だかイギリス🇬🇧っぽくて良かったなー。
ジャックとエイミーが出会った、まだ戦地に赴く前の夏のアルバイトのポップ摘み。
そうか!!ビールのホップか!!
茶色いいかにもぬるそうなビールもこれまたイギリス🇬🇧っぽい。
若い頃から命尽きるまでの友達が居るって良いなー。と思いました。
エイミーもずっと50年間ツラい想いをして来たけれど、ジャックの死によって、
そこから"離れる"キッカケとなった訳だから。
みんな近くに住んでいて、特にレイは"ある意味"エイミーをこれからも守ってくれるでしょう。
イギリス🇬🇧のロードムービーだから、アメリカ🇺🇸みたいに壮大では無く、どこかのモーテルで一泊とかも無く、ロードムービー好きな人が観ても物足りないかも?
ロンドンからマーゲイトって
東京から伊豆ぐらい?それでは近いのかしら?
地図で見ても、それほどは遠く無いのです。
と、ストーリーをツラツラ書いたに過ぎませんでした🙏
……
不思議なのは、この作品に出演していた役者さん達のWikiにこの作品が誰も掲載されていなかった事。
何故だろう?
あと、パケ写がとても残念です。
……
追記:
原作本をパラパラ読み返したら、
殆どがレイとジャックの息子ヴィンスの回想でした。
レニーとヴィックはちょっとだけ。
だから、私はうろ覚えながらも、レイが主人公なのだな…と思っていました。
この作品もレイが主役と言えるでしょう。