【映画って素晴らしい】
凄い映画に出逢ってしまいました😂‼️
終始心が揺さぶられて、鑑賞後も動悸が止まらない😭
レビュー書きながら、今もずっと目頭が熱くなったままです😭💦
他者への愛、更に映画への愛、映画の素晴らしさがスクリーンから止めどなく溢れていて、全編「これぞ映画だ😂🎥」と思ったら感動して席を動けなくなりそうでした…(どうにか動いたけど)
こういった感動を体験できるから、僕はこれからも映画を見続けます(信じます)😤‼️
映画って素晴らしい🤩👏
とんでもなく寡作だけど、珠玉な映画しか作らない名匠ビクトル・エリセ監督の31年ぶり待望の新作。
ついに！ついに！ついに！観ました🤩🙌(ちょっとうざいw)
《映画と追憶》
上記が鑑賞後の興奮冷めやらぬ？感想ですが(恥ずかしいけど、僕の感動具合が伝わると思います)、数日経ったので、もう少し冷静にレビューしてみます😅
エリセ監督作品の集大成的な部分があり、「父と娘」の複雑な関係が、本作でも大事な主題として描かれています。
例えば、
『エル・スール』(1983)
"不在の父と孤独に苛む娘"
『瞳をとじて』(2023)
劇中映画「別れのまなざし」
"不在の娘と行方を探す父"
↓
現代劇パート
"不在の父と再会を願う娘"
この主題を軸に、エリセ監督に外見が似ているミゲル(おそらく監督を投影した役割)がストーリーテラーになって、長らく失踪している親友フリオを捜索する旅、そのフリオの娘アナとの再会と交流の行方などを、繊細＆詩的＆静謐な映像美で描いていく名篇。
映画の内と外が交差するメタ構造が非常に面白いです😉
旅人(ミゲル)が、未完成の人生(大切な人を失った人生)と未完成の映画を完結させようとする物語は、同時にエリセ監督自身の未完成映画『エル・スール』や頓挫した映画『上海の呪文』といった現実をも想起させて感慨深かったです😌
更に『ミツバチのささやき』(1973)のアナ・トレントが大人になって出てくれるファン感涙のサプライズ😂‼️
あの印象的なシーンの再現を、大スクリーンに見せてくれただけで…思い出し涙😭
『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)に登場した伝説の女優ブリジット・フォッセーに感じた時と同じような特別な追憶が甦ってきて心から震えました😭
失われた記憶を呼び覚ます道具として、「映画」を使うアイデアが最高すぎます🤩‼️
「映画」を見ることで、人生・感情・記憶を追体験でき、心に彩りを取り戻す…そんな映画の不思議な力🧙♂️
アナが"瞳をとじて"、そしてフリオもまた"瞳をとじる"
その"瞳をとじた"先で見ているものとは？
映画の真髄に気付かせてくれる、これまた珠玉の映画体験でした😂👏
ブリキ缶フィルム、古き映画館、そして映写機の音がいいね～♪
《備考欄》
✅フリオの人間性だけは、どうしても最後まで僕は肯定できなかったんですが…失踪もそうですし人間的にも…なぜ監督はそんな描き方をしたんでしょう😥？
✅漆喰を塗るミゲルとフリオを捉えた奇跡的に美しいショット、劇中映画のフィルム的な質感の美しさが眼福👀💕
✅奇跡的な映画『奇跡』(カール・テオドア・ドライヤー、1954)は絶対観たいです😍
✅エリセ監督が敬愛する『夜の人々』(ニコラス・レイ監督、1948)の映画ポスターが格好良い！僕も部屋に飾りた～い
✅ミゲルが歌うウエスタン曲は、『リオ・ブラボー』(ハワード・ホークス監督、1959)の劇中歌「ライフルと愛馬」だったのね♪(昔観たのに忘れてた😅)
オリジナルでも、本作でもとっても好きな場面です😍💕
✅現代のデジタル化が進む映画産業で、フィルムや大スクリーンに対する思慕🎞️🎥
配信はとても便利だけど、「映画館で映画を観る」ことが特別で至福な体験なんですよね😌
それこそ、映画資産を色褪せないためにデジタル化する必要性もありますが、数が多すぎて、とっても大変な労力💦→映画編集のマックスが言っててなるほど！と思いました😓
✅ヤヌスの像みたいな彫像は、「2人の2つの人生」、「過去と未来」、「現実と虚構」そして「キングの駒」などを現しているようで興味深い
✅困難な状況でも大切に保管していた、ある"アイテム"をここぞという場面で出した瞬間、僕は涙が溢れてしまいました😭
✅全体を通して、人物の"まなざし"が印象的で、画面越しに"こちら"に向ける眼差しから、繊細な感情の機敏を感じることができて、流石エリセ流演出が光ります‼️
最後も、ある人物の眼差しで終わります😭
✅ちょっと会話劇が長くて、画面も動きが少ないので…微妙に眠ってしまった😓でも観ているだけで幸せな映画体験😍
✅今なら旧作も上映している所もあるので、ぜひこの機会に珠玉の映画体験は如何でしょうか😉？
