まさかのプール視点で物語りが進んでいくお話。

プールで繰り広げられる若いカップルの恋や人生の試練などを、プールが語り部となって表現しているのが斬新だった。これはショートフィルムだからこそ違和感なくできる設定だと思う。

あと、作中で時間が結構経過するんだけど、どうやって見つけて来たんだろうってぐらい、ヤングとオールドで違和感がない。役者は違うはずなのに同一人物にしか見えなくて、そこは地味にすごい。

そして、最後まで見たら分かるけど、明確なメッセージがある作品だった。改めてショートフィルムは奥が深いなと感じました。

プールサイドで　★★★.8

プール自体を一人称に据えたのがまずおもしろい。

家族の出会いや成長、そして別れを見てきた家の庭にあるプール。

ちょっとまとまり過ぎてる気もするけど、良い映画だ。

監督の祖母の家のプールがコロナ禍で汚れてしまったことに着想を得て作られたという本作。撮影もその祖母宅で行われたそう。

以前いっしょに働いていたオーストラリア人の友人が「オーストラリアの家にはたいていプールがあるよ」と聞いて驚いていたのだが、どうやら本当だったようだ(笑)。

短編作品(ホッピーはっぴぃしあたー)

語り部がプール。
プールが見守る家族の物語。
その視点を活かしての目新しさは無く
映像や物語自体に斬新さはなかったけど、
割と好きなお話でした。

【その時私は知った　サムへの愛が永遠ならば　失った悲しみも永遠なのだ　私が彼らに与えた喪失感は　消えることなく生涯にわたり続いていく】

🎥2024→283

• #ㅡRuuㅡの短編作品記録⏳