みかぽん

哀れなるものたちのみかぽんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
いきなり映画はさて置きですが(が正しいのかは分からないけど💦 )本作やバービーのようにファンタジーやコメディーとして過激に発信し、物語の本質を包み込み、伝えなくてはならないって程、実はアメリカに於けるジェンダー問題は根深いんだろうな、と、そっちの方にモヤってしまいました。

話しはどんどん逸れ恐縮ですが、例えば日本では、一度ハラスメントが定義されて浸透すれば、職場からヌードカレンダーの掲示、労りにかこつけたお触り的な肩揉み等は面白い位に速攻で駆逐されて、またこれは表向きだけでなく、それらに紐付けされた女性側の権利なども認識され(勿論、時間はかかるものも多々だけど)少しずつでも前に動き始めているではないですか。

しかし、こうした潮流も宗教が絡めば話しはもっと複雑、と言うかアイデンティティーに根づくものがあって、例えば、アメリカ内陸部にはキリスト教福音派という強烈かつごりごりの保守勢力がいて、女は男のあばら骨から作られ、不完全な誘惑者的見地で女性軽視する下での政治介入=議員を送り出し、法律さえも作り出し、今もそっくりそれに従わせているのですから。。

こうした原理主義者たちがトランプの野望を下支えし、もしかしたら又政権をひっくり返すかも知れないのですから、我々は来るべき衝撃に備えなくてはならないのかも、…です(最後まで着地が別方向ですみません)😰😰。
みかぽん

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