フランス人大学生のグザヴィエは、卒業後の進路に悩む中スペインへの留学を決意します。滞在方法はヨーロッパ中の学生たちが集うアパートでの共同生活。そこで繰り広げられる人間模様がコミカル且つ刺激的に描かれています。
この映画を観ると学生時代の留学経験を重ねて、当時を懐古してしまいます。恋人との遠距離恋愛や留学の終わりが近付く寂しさ等共感できる所が沢山あるせいか、自分でも驚くほど話に入り込んでしまう。
吸収力が高い学生時代での海外経験は、
カルチャーショックを受ける人々もいれば、グザヴィエのようにその後の人生にまで大きく影響することもある。実際、彼のように人生観が変わった人々と留学先で沢山出会いました。
それにしても、グザヴィエやシェアメイト達の学生特有の自由さ、万能感、未来の選択の幅広さが羨ましくも懐かしい。今振り返ると、キラキラして全ての事が楽しいに溢れてた時期だったように思う。
学生の方には特にお勧めしたい映画です。
