ペコリンゴ

超高層プロフェッショナルのペコリンゴのレビュー・感想・評価

超高層プロフェッショナル(1979年製作の映画)
3.4
記録。
命を賭して鉄骨を組む男たち。

期限3週間で高層ビルの鉄骨組み立てに挑む男たちと、それを妨害するお邪魔虫の攻防を描くアクション映画。

日本でいう鳶職のお話なんだけど、結構人死ぬし終盤のスケール感とかもう建設ってレベルじゃない(笑)

手練れの職人を集め、転落死した父の遺志を継ごうとする娘がいじらしいんですよ。美人さんですし。そして元々空きあらば仕事奪おうとしてた父の弟(つまり叔父)は何としても邪魔したろうと暗躍。憎たらしい奴や。

一方で職人たちもやられてばかりではなく、結構大胆に反撃するんですよね。犯罪ギリギリアウトな感じで。これがなかなか痛快。いいぞ、もっとやれ(笑)

実は高所恐怖症な僕はあんな高い所だと動かれへんくなるの確実なんですが、そういった意味でのハラハラ感も味わえました。

今見たいなCGが無い時代ということも考えるとより一層怖いし、実際スタントマンの方が転落して亡くなってますしね。名実共に命懸けの撮影だったんだと思います。