Omizu

ミラーズ・クロッシングのOmizuのレビュー・感想・評価

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)
3.4
【1991年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
『ファーゴ』『ノーカントリー』などのコーエン兄弟初期作。コーエン兄弟っぽさは確かにあるけど割と正統派ギャング映画だった。『ゴッドファーザー』みたい。

帽子が風に飛ばされていくイメージが印象に残ってるかな。

ガブリエル・バーン演じるギャングのNo.2は確かに頭はいいけど、結局そこかい!という仕事人タイプではない。割と無様に殴られるし賭けにも負ける。

ホモソーシャルなギャング社会でのホモセクシャルがここまではっきり語られるのは今までなかった気がするので、その意味ではいいかな。あっけらかんとした感じで。

まあでも絶対にアルバート・フィニーの下で働きたいよねー。キャスパーとは風格が違いすぎる。

正直ここまで評価されるのはあまり理解できない。コーエン兄弟作品の中では好きでもないし嫌いでもない。割と無難だなという感じ。
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