ヨダセアSeaYoda

Mean Girls(原題)のヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

Mean Girls(原題)(2024年製作の映画)
3.6
初めて観た「ミーン・ガールズ」が今作なら素直に全力で褒めていたと思う。ただ、今作があまりにも忠実な元祖『ミーン・ガールズ』を観ているから、どこまで今作1本として褒めていいのか難しい部分はある。

垢抜けない転校生が恋をしたり、キラキラグループにビクビクしていたけど徐々に自分もキラキラし出したらすっかり調子に乗ってしまったり、マイノリティの友人が個性的で面白かったり、おバカキャラが面白可愛かったり、ドロドロした学生のマウント合戦が不快だったりと物語は全部良いが、全部前作にあった要素であるため、良く言えば「不要な変更なしにリスペクトしている」悪く言えば「焼き増しで退屈」という印象。

とはいえ、圧倒的な強者のオーラを放つ歌姫レネー・ラップと、すばらしい目力で可愛らしいおバカキャラを演じたアヴァンティカの演技を目撃できたのは今作のおかげ。

ミュージカル映画の形に落とし込むためにさまざまな振り付けやギミックが搭載された点は「想像の斜め上」とまではいかないもののシンプルに楽しかった。王道エンタメとして好き。

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観た回数:2回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分、判断しにくい部分は「-」
総合点73pt/100pt 星換算★★★☆3.6

95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級

《配点》
★好み(主観によるただの好み・印象の強さ)
70pt/100pt
★監督(コンセプト・元ネタ選定・主題・固有演出)
73pt/100pt
★脚本(設定・起承転結・言葉・脚本でのテンポ)
67pt/100pt
★撮影(構図・カメラワーク・撮影での映像美)
64pt/100pt
★演技(演技力・役作り・演技のインパクト)
65pt/100pt
★編集(カット・編集でのテンポ・音ハメ)
75pt/100pt
★音響(録音・音響)
69pt/100pt
★音楽(サントラ・歌曲)
77pt/100pt
★美術(キャラデザ・衣装&メイク・セット)
78pt/100pt
★配役(キャスティング)
84pt/100pt
★VFX(VFXのクオリティ・VFXでの映像美)
79pt/100pt
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