率直にいうと、ミリしらにはハードルが高すぎた……。だが、面白かった。
ほぼ倍速再生のテンポで繰り出されるキャラの掛け合い、雪崩れ込む回想カット、ファンサに次ぐファンサ。
もはや、SNSのタイムライン(あるいは人気ショート動画のまとめ)と言える情報量の洪水は、間違いなく"令和"のスポーツアニメ映画だった。
ただし、試合のクライマックスに描かれる"視点演出"(ネタバレを避けるため、ここではあえてそう言う)は圧巻。
満仲勧監督(コナンのハロ嫁を監督、君どうにも参加)の矜持を感じたし、なんなら、ここだけで鑑賞料金2000円の元はとれた。