おむぼ

悪魔がはらわたでいけにえで私のおむぼのレビュー・感想・評価

3.5
 60分3章立てのスプラッターにゾンビにギャグが散りばめられたカルト映画。
3章それぞれの役割は、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ3部作のようで、悪魔にとっての夜、夜明け、日常だった。

 スプラッターはエメラルドグリーンの色したゲロが血糊の赤に映えていた。
今、ゲロとタイプして気付いたけど絵文字の色だコレ→🤮
ゲロ粗茶は思いついても、この映画でしか映像で見られない貴重さがあると思った。

 3章は間延びも感じるものの、悪魔の生活紹介シーンはギリギリ撮影可能で画的にいちばんおもしろい天候を引き当てていたのが良かった。畑で遭遇した大型人間犬も、腸大縄跳びの長回しも平気なふりして寒そうなことが伝わってくるだけでおもしろさが3割増しだった。
そして、締めのモノリスのオマージュはおこがましくて笑った。
そこでも流れるけど、いちおうキーアイテムたる、重いサウンドのGS調のクールな音楽が勢いを保たせていたと思う。
おむぼ

おむぼ