udon

アメリ デジタルリマスター版のudonのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

観るのは5回目くらい。相変わらずストーリーの構成も1つ1つの要素も大好き。
それに、新しく好きなシーンも見つけてしまうものですね。

まず「もしも彼が喜んでくれたら自分の世界から飛び出そう。ダメならそれまで。」という気持ちでブルトドー探しをあそこまでやったこと。素直な気持ちの強さよ。。

そして "世界と調和がとれた気がした" アメリが突然世界の全てを愛しく思って、盲目のおじいさんに道案内(世界を案内!)するところ、、もう最高に最高すぎて、、感情のピーク来て泣きそうになった。
「アメリは突然、世界と調和が取れたように感じた。柔らかな日の光、空気の香り、街のざわめきといった、すべてが完璧だった。人生はなんとシンプルで、明るく、澄み切っていることだろう。突然、愛の衝動が体に満ちあふれた。」ていうナレーション最高すぎ。

あとガラス男の言葉響いた。
「待ち時間は長く、たちまち終わる。チャンスがきたら、思い切って飛び込まねば…」
「君の骨はガラスでできているわけじゃない。 君は人生にぶつかっても大丈夫だ。 もしこのチャンスを逃してしまったら、時とともに、君の心は僕のがりがりの骨と同じように、乾燥して壊れやすいものになってしまうよ。」
「作戦が好きらしいな、この娘は。そのやり方は、ちょっと卑怯だ。だから、娘がどこを見ているのか分かりにくいのだ。」

音楽も大好き。サントラありえんほど聞いてるので全ての曲は覚えてるのですが、どこで流れてたかまでは覚えていなくて。
ピアノのキラキラした曲、ガラス男に渡した競輪レースの映像(ガラス男のスタートのきっかけになったであろう)についてたんだ、、とか。
アメリのワルツは大きく2種類あるけど、アメリ自身を表してるのはアメリのワルツ、フワフワワクワクした(恋のようなときめきのような)気持ちの方はもう一つのアメリのワルツか。とか。

ひぇ〜幸せでした。また忘れた頃に6回目みちゃう。
23歳、アメリと同い年で見て、アメリ可愛い〜〜🥹と思う。綺麗なお姉さんという感想は消えて、彼女って幼くて可愛い存在だなと思った。社会の悪意にあまり晒されず揉まれず生きてきたと思う。
でも彼女はわけのわからない変人ではない。宝箱を見つけたらきっとワクワクする気持ちとか自分の心を隠して作戦ばかり練ってしまうこと(=勇気のなさ)ってまだ私の中にもあるなって思う。同じなのです。。
udon

udon