このレビューはネタバレを含みます
正直観ている間はあんまりなんも考えてなくて、ただ、子どもってかわいいなぁ〜って。それくらい。
観終わってから思ったのは
アホで人のことナメてて声がでかいやつばっかり楽しく生きてて、賢い人優しい人ほど、そういう奴らのせいで損をする気がする。
でもあたしはアホな奴と一緒になりたくない。アホのせいで損しても、人のこと踏み潰して生きるより幸せだ。
最後まで見たら、あの瞬間の2人以上にキラキラしてる人がいるんだろうか(いや、いない)って思う。いや〜でも子どもの時はそうだったかな。
(人の人生潰してキラキラでいられるのは子どもだから許されること)
子どもはとっても綺麗で、「出発の音」には驚かされた。
黒板消しで遊ぶ子たちはどこで何を間違っちゃったんだろう。何も間違えないで何も考えないで過ごしてたらああなるのかな。私はなんでも理由があるって考えちゃうけど、考えても理由がわからない。あの眼鏡の子、絶対数年後ガチインキャよな(ごめん、悪い意味じゃないよ、いろんな立場や感情を知ってくれ)。
よりくんはファンタジーみたいだ。あんな子実在するのかな。実在するなら苦しい、と思ったけど、それも外野が勝手に可哀想と思ってるだけだろうか。
全然違う人生でも、きっと誰にとっても、好きな子(恋愛に限らない)がいることはとっても幸せなことだろうと思った。
それで他の人を困らせていい理由にはなるわけではないんだけど、まぁ人のこと困らせないというのもやろうと思ってちゃんとできるわけでもないから難しいよね。
意地悪なあいつにも、眼鏡くんにも、好きな子はいるのかな。友達でも家族でも恋人でも犬でもぬいぐるみでもいいんだけど、誰かいるのかな。みんなそれでも人を傷つけて平気で生きていられるの?
暴力父最低。校長先生も嫌い。どんな理由や思いがあったって許さないお。大の大人がなにしてんねん。
バカは嫌い。バカのせいで損しないように正しさ諦めてる賢い人も嫌い。
坂元裕二らしさ全開を期待してたらちょっと違った、という感想です。観てる間退屈しなかったけど、もう観なくていい。
公開日、嵐の日に観ましたとさ。
キャストが神でした〜〜〜!!!