KOUSAKA

恋恋風塵(れんれんふうじん)のKOUSAKAのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

新宿K's cinemaで開催中の『台湾巨匠傑作選2021 侯孝賢監督40周年記念 ホウ・シャオシェン大特集』にて鑑賞。

とにかく痛切😭あまりに切ないラストの展開に心がかきむしられました。ワンとホン、応援してたのに~‼️ああ~~‼️

見終わった後もかなり余韻を引きずってしまうくらい、もうこれは文句なしに切なくも狂おしい青春映画の金字塔だと断言します‼️

ワンとホンの2人がとにかく純粋で愛おしく、そしてもどかしい。そんなピュアな2人を包み込む故郷(実家)では、いつも近所の子供たちが遊んでいて、近所の大人たちが何気ない会話をしている。

そんな「普通の営み」が生み出す空気感がただただ愛おしすぎて、スクリーンを見ている間ずっと幸せでした。そしてワンとホンも少しずつ大人になっていって・・・。ああ~~‼️思い出しただけでも目頭が熱くなり、胸が痛くなります😭

今回のホウ・シャオシェン大特集で『風櫃の少年』『童年往事 時の流れ』『冬冬の夏休み』など、初期の代表作を複数鑑賞することが出来て、どれも本当に素晴らしいのですが、この『恋恋風塵』は、頭一つ抜きん出る大傑作です‼️
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