ヨダセアSeaYoda

続・猿の惑星のヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

続・猿の惑星(1970年製作の映画)
2.6
なぜこうなった…?「1作ヒットしたからって無理矢理続編を作るとこうなる」の典型例みたいな映画だった。正直、何のメッセージ性も読み取れなかった。いや多少あるだろうけど「なんだこれ」が勝ってしまって頭に入ってこなかった。止めるサルと止まらないゴリラがいて、突如現れるテレパス地底人がいて、なんやかんやで雑な崩壊エンドへ。1作目の余韻を返せ。何がひどいって、内容がないものだから尺も無理矢理伸ばしていて、ただひたすら洞窟を歩き続けて不穏な音楽が鳴っているみたいな「無駄に長い移動シーン」が複数回ある上に、その背景も正直ワクワクしない。猿マスクの口の動きもセリフと合うほど上手く機能しておらず、1作目の方がしっかり中の人とシンクロしていたように感じる。マスクが退化することってあるんだ。シリーズのうち今作しかT・ポスト監督は関わっていないようで安心したけど、3,4作目も脚本は同じ人なのか…。心配になってきたぞ。私利私欲と怒りと無知が生み出す大きな悲劇、という大雑把な部分だけ、1作目から引き継がれていた。

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観た回数:1回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点53pt/100pt 星換算★★☆2.6

95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級

《配点》
★好み(主観によるただの好み・印象の強さ)
 41pt/100pt
★監督(コンセプト・元ネタ選定・主題・固有演出)
 40pt/100pt
★脚本(設定・起承転結・言葉・脚本でのテンポ)
 40pt/100pt
★撮影(構図・カメラワーク・撮影での映像美)
 56pt/100pt
★演技(演技力・役作り・演技のインパクト)
 50pt/100pt
★編集(カット・編集でのテンポ・音ハメ)
 45pt/100pt
★音響(録音・音響)
 56pt/100pt
★音楽(サントラ・歌曲)
 58pt/100pt
★美術(キャラデザ・衣装&メイク・セット)
 65pt/100pt
★配役(キャスティング)
 63pt/100pt
★VFX(VFXのクオリティ・VFXでの映像美)
 67pt/100pt
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