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そして、優子II
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目次

そして、優子IIの作品紹介

そして、優子IIのあらすじ

とある小さな田舎町の父子家庭で育ってきた女子高生の優子。彼女は、何か決断をする事が大の苦手。派手な出来事が起こる事も大の苦手。何も起こらない時間、つまり「普通」が彼女にとって一番心地良いのだった。父親は男手ひとつで、一般家庭と同様に優子の事を大事に育ててきた。しかし、父親は「普通」の親とは違う顔があった。それは、ヤクザを生業にしているという事。そして父親の取り巻きの組員たち。娘を溺愛していたり、いい歳して大学受験に挑んだり、親の介護に苦しんでいたりと、どこか憎めないヤクザばかり。彼らも優子に対して常に優しかった。小さな田舎町によるヤクザ稼業は、やがて時代と需要が遠のいてしまった事で、シノギが大幅に減少してしまい、組は存続の危機に陥っていた。クラスメイトや世間に対して、若干後ろめたい気持ちがありつつも、それなりに楽しく毎日を過ごしていた優子だったが、ほんの些細な出来事の連鎖によって、少しずつ彼女の「普通」が崩れはじめる。

そして、優子IIの監督

佐藤竜憲

原題
製作年
2023年
製作国・地域
日本
上映時間
117分
ジャンル
ドラマ
配給会社
リアリーライクフィルムズ

『そして、優子II』に投稿された感想・評価

KUBO
4.0
今日は、女優の江藤あやさんのご紹介で、映画『そして優子II』の関係者試写会に参加させていただきました。

昨年12月、第1回北海道国際映画祭の長編コンペティションで最優秀国際長編映画賞(金ふくろう賞)を受賞した本作。全編沼津市内で撮影された素敵な作品でした。

お父さんが組長の女子高生の「優子」。お父さんがヤクザでも、親娘の関係はごく普通のふたり。着替える時には背中の刺青が目には入るけど、日常だから気にしない、気にしない。このちょっと変わった「普通」を自然体で表現する「優子」役の「瀬戸みちる」(新人)がいい!

休みの日には組員と草野球に興じている組長でお父さん役の「柳 憂怜」がいい! ヤクザの顔を見せれば、どんな冷徹なことでも平気でやるが、一度お父さんの顔になれば娘には頭が上がらないギャップが微笑ましい。

佐藤竜憲監督の作品には「普通」というキーワードがよく出てくる。「普通」であることに退屈している者。「普通」ではない人生に憧れる者。「普通」であることの大切さ。「普通」ということに対する是非。

また、ちょっとふわーっとしたシュールな笑いをベースにしながら、ファンタジーでは終わらせない厳しさもある。前作『惑星ミズサ』でもそうだったが、思い合う2人は結ばれない。笑いの後には地球の滅亡も待っている。だから本作もただのコミカルなヤクザの親娘モノでは終わらない。ある意味シリアスな現実が優子を待っている。

タイトルにある『そして優子』の後の“II” の意味は最後まで見ればわかる。

そしてエンドロールも必見だ(私はこのエンドロール、大好き❤️)。

『そして優子II』は2月15日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開。この春、映画ファンを唸らせる作品になるんじゃないかな。

*今回、お声かけくださった「江藤あや」さんの当たり役『相棒』の「シャブ山シャブ子」、本作で再臨するかも(?)です😊
スリッパで頭を叩く音は気持ちいい
5.0
とあるのどかな島を舞台にした、田舎ヤクザと家族の物語。II とあるが続編ではない。

英語タイトルは『Bad father and his daughter』。先週の『MY MOTHER NEVER CRY』は、息子の母親への思いを描く「ヤクザとファミリー」ものだったが、本作は娘と父親の関係を描く。

島といってもどこか特定の土地にこだわった作品ではないのだろう、セリフは全て標準語。ロングで撮る海や山を背景にしたショトが美しい。

ヤクザといっても、娘の優子にとっては「普通」の人々。一見飄々と過ごす日々のなか、それでも彼女が時々見せる耳をふさぐシーンが印象的。
廃業寸前のしょぼいヤクザに半滑りのオフビートな笑いを組み合わせた、ほのぼのとした味わいの作品かと思っていると、後半から一気にドライブがかかる。

親分役の 柳憂怜 も組員演じる俳優陣も良いが、なんといっても主演の 瀬戸みちる が素晴らしい。終映後のトークセッションでは、当日予定のなかった彼女も飛び入りで参加してくれたのが嬉しい驚き。

どこまでいってもヤクザはヤクザ、反社は反社。世間はそんなに甘くはない。最後の優子の姿にもそれなりの理由があったのだろう。それでも彼女にとってはかけがえのない、かつての「普通」の日々への郷愁漂うラストが愛おしい。

面白いけど小さな世界の話だよなと思って観ていると、最後まで語り切ったその先で、予想外に長い射程をとらえた映画だったことに驚かされる。
その終映後感が心地よい作品。おすすめです。

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