スエ

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのスエのレビュー・感想・評価

3.7
前作がとてもお気に入りでしたが、NYが凍りつくという既視感強い設定に、ややハードル低めで臨みました。

舞台をNYに移し、事業所としての「ゴーストバスターズ」が家族の物語になり、オリジナルキャストが揃って、それは嬉しいのですが、前作からのキャラもやってきてるわ、新しい能力者まで投入されるわ、詰め込んだ結果散漫な後味でした。

思春期の少女と家族の物語になると、もはや『ゴーストバスターズ』ではなくなる気がするし、ゴーストなるもののあやふやさ(まあまあテキトーなゴースト像も全作品に通じる魅力のひとつ)も整え直すのは難しそうだし、シリーズひと区切りとするなら、もう少し取捨選択して欲しかったところですね。

それにしてもビル・マーレイが出てくると、タモさんが出てきたようなうれしさとお得感がありますね。嬉しいです。
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